メンタルチェンジ。
今日は自宅でデスクワーク。
締め切りが明日に迫る原稿書きをしたり、税理士に提出する書類の整理をしたり。
それにしても、人様が読む何かを書くって大変なことです。
ほんと、ブログじゃないですからね。
読書なんてろくにしたことのないオレの文章なんて、中学生レベルなんですけど。
まあ人間やれば出来るってことで。
そんな日曜日でしたが、八千代高校サッカー部たちは、今日は早速一発目の親善試合で、ボルシアMG戦でした。
結果は0-9の大敗。
時差や疲れもあったでしょうが、これは言い訳出来ない悔しい結果。
今回来ている子達はほとんどが新2年生らしいですが、そんなの関係ねぇ。
こりゃ喝を入れねば!
というわけで当初から予定にあったのですが、夕方はオレが担当した講義。
オレは技術的なことは言いません。
指導者ではないし、それはコーチの仕事。
でもメンタル的な部分や、考え方を少し変えるだけできっといろんなことが違って見えてくるはずですから。
まずドイツサッカーがなぜこんなに飛躍的に伸びているのか。
この10年ちょっとでドイツがどんな革命的なことをしたのか、を説明。
その上で、今日戦った相手になぜ大敗するのか、彼らと試合するという意味がどういうことなのか、今みんなが置かれている状況がどんなに恵まれているのかを話しました。
明日頑張ればいいんじゃない。
来週頑張ればいいんじゃない。
ドイツにいる今、本気でプロを目指してる外国の選手たちとやれる今日、全力で勝負を挑まないと。
16歳17歳がほとんどの高校生たち。
ここで海外のクラブから声が掛からないとも限らないのですから。
それは日本で部活動をしている誰かより、実際にドイツで対戦している彼らの方が、はるかに確率のある話です。
自分が今、どんなに恵まれた状況にいるかをわかってもらいたかったので、そんな話をしました。
講義の最初に「プロになりたい人」と聞いたところ、手を挙げたのは1人でした。
きっと恥ずかしかったのでしょう。
しかし、君たちには全員にその夢を持つ権利があるし、可能性もある、という話をし、10分後くらいに同じ質問をしたところ、ほぼ全員がプロになりたいと手を挙げました。
それでいいんだと思います。
結果はどうあれ、本気でそう思ってやることが大事です。
32歳のオレがどう叫んだって、もうプロ選手には100%なれないのですから。
明日からの残り5試合、みんなにとってはまたとない貴重なチャンス。
高いお金を払ってくれている親御さんに対しては、今回の遠征費が君たちのこの9日間の給料だと思って頑張るように伝えました。
1時間の講義を終えるころには、すっかり目の色が変わっている子が何人もいました。
さあ、明日から届く報告が楽しみです。
そして彼らの将来も楽しみになってきました。
いつやるの?今でしょ!!
「頑張るときはいつも今」
GENGO