星の法則。
ドイツの街は一つ一つがそんなに大きくありません。
だから少し郊外に出ると、満点の星空を見ることができます。
そんな星たちを眺めていると、星達は何十年も何百年も何千年も前から同じところで輝き続けているのだろうなぁと。
そして今オレたちが見ているあの星の輝きは、何十年も何百年も何千年も何百光年も昔に放たれた光なんだなぁと。
星達は評価される(地球ににその輝きが届く)まで、果てしない時間をかけていることに気づきます。
それでも大事なのは輝き続けること。
そうすることで何十年も何百年も何千年も前から人類はそんな星空を眺め、そして同じ星空を今のオレたちも眺めることができているのです。
地動説、天動説など昔の人たちはいろいろな思いをはせたことでしょう。
それでも彼らが見ていた星空と、今オレたちが見ている星空は、ほとんど変わりがないものなのです。
何十年何百年何千年同じ評価をされている星たち。
それは単に、彼らが同じ場所で同じように常に同じように輝き続けているからに他なりません。
ゆるぎない評価を得ると言う事は、ひょっとしたらそういうことなのかもしれません。
そして今やっていることが今すぐ評価されるとは限りません。
それでも大切なのは続けること。
続けることでのみその評価される権利を得るのだと思うし、そのために費やした時間というものは決して裏切る事はありません。
星空と言うものは、天気が悪くて雲がかっている日は見ることができません。
でもその雲の向こうでは、星たちが今日も輝夜話続けているのです。
星空は、意識して眺めようとしなかったら、ひょっとしたら見えないものなのかもしれません。
それでも星たちは日々輝き続けているのです。
それは誰かに評価されるためではありません。
星に意思があるかと言われれば、そうかもそうではないかもしれませんが、そんな思いで夜空の星たちを眺めていると、何事も続けていくことに意味があり、価値があるのだと感じます。
なんだか哲学的で、長文のブログとなりましたが、オレは昔から星空を眺めるのが大好きです。
何千年も前の人たちが、今のオレと同じようにこの星空を眺め、同じように思いを馳せていたんではないかなぁと思うと、何だかワクワクします。
そして今、ドイツにいるオレと、9,000キロ離れた日本に住む日本人の友人家族が、この同じ星空を眺めることができるのです。
この夜空は、時空を超え、距離を超え、たくさんのトリップをさせてくれる、そんな存在のように感じました。
オレも10年後15年後20年後に輝き続けるために、今も明日も明後日も努力をする必要があるのですね。
今のオレがあるのは、この星の法則から言うと、5年前10年前15年前に努力した自分がいるからだと思います。
そんな星や太陽のような存在になって行けたらいいなと思って、今日は終わりにしたいと思います。
「頑張るときはいつも今」
GENGO