ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan

05/03/2014

現状把握。

5月に入って日だけはぐんぐん長くなってきているドイツ。

それでもどうも暖かさが安定しない。

朝夕はかなり冷え込むし、天気悪いとマフラー必要になります。

それでももうすぐBBQが出来る気候になると信じているのですが。


さてさて、フォルトゥナさんは好調のままあと2節。

残念ながら昇格は来季以降にお預けなので、とにかく順位を上げることが目標。

ここで順位が上がるかどうかでTVの放映権の分配が少しでも増えるということもあり。

来季に向けて、サポーターからの期待にも繋がるし、それおはしいては年間シートの販売や、スポンサー営業にも少なからず影響を与えてきますから。


フォルトゥナは今年に入って、監督や強化部長が代わったのに加えて、会長も新しい方へ引き継がれ、かなり組織化が進んできています。

これまですごく窮屈に感じることもあったし、ときには惨めな扱いを受けたこともありましたが、この辺もだいぶ改善されてきました。

定期的なミーティングが行なわれるようになり、そこでは発言する機会もちゃんとあるので、日本デスクの活動報告も出来ています。

正直、いままではそういう部分はほぼオレに任せっきりで、事務局長と数少ない同僚しか把握していませんでしたが、その辺も改善されてきているので、以前より周りに理解されてきているなと感じています。

自分の職場、自分の居場所を作るというのは本当に大変なことですが、そんな貴重な経験をドイツのプロクラブの中で出来ていることに感謝しなくちゃと思う毎日です。


約1年前、フォルトゥナが2部に降格し、大前選手が日本へレンタル移籍したとき、正直なところ目標を失いかけている自分がいました。

それはある意味では、自分が設定した目標を達成したからとも言うことが出来たかもしれません。

具体的にはブンデスリーガ1部に日本人フロントスタッフとして立ち、更に日本企業のスポンサーと日本人選手を獲得するというもの。

それがゆえに、1年前の脱力感は、この先どの方向を向いて全力疾走するのが正しいのか悩んでいたからだと思います。

いろいろな人に相談しました。

日本に帰ることもドイツに残ることも含めて、いろいろな人に客観的な意見を求めました。

サッカー関係者はもちろん、友人や先輩後輩にも聞きました。

もっと言うと、弁護士さんや税理士さん、公認会計士さん、昔の恩師なんかにも話を聞きに行きました。

そうやって見えてきた周りから見た自分の姿と、そこからまた徐々にイメージが出来上がっていった自分の未来像。


今はそれに向かってまたしっかりと走れていると感じています。

クラブの中でも、また出来ることが増えてきている。

知識も増えてきているし、1回目(のブンデスリーガの舞台)には準備出来なかったこと、想像を超えてしまっていたこと、失敗したことがたくさんあることにも気付きました。

そう思ったら、時間なんていくらあっても足りません。

いつまたフォルトゥナが1部昇格となってしまうかわかりませんからね。

最短は来年ですよ、1年後ですよ。

そんなことを考えていると、頭の中からブワーーーーっとアイディアややりたいことが溢れてきて。

溢れてきちゃった以上、どれもこれも実現したくなっちゃって。

実現するためには、それを1つ1つ明確な目標として設定する必要がありますから。

はい、その結果、いつもどおりの自分が出来上がり。

つまり、「頑張るときはいつも今」野郎です。

あと2節が終わり、シーズンが終了すると、新しいフォルトゥナ通信が発刊になります。

今はその制作作業。

そして5月17日には、デュッセルドルフではもはや恒例の日本デーのお祭り。

そこでも日本デスクとしてまた出店し、限定Tシャツ販売を行なうことになりますので。

それが終われば、今度は日本出張です。

今回はW杯直前ということもあり、サッカー関係者の方々はだいぶバタバタしていることでしょう。

でも逆を返せば、世界中がキーワード“サッカー”で盛り上がり始めているタイミングですからね。

優勝候補の1つ、ドイツサッカーを語る仕事なんかもあるかもしれませんからね。
(さりげなく、仕事オファー待ってますアピール!!)


そんな感じで過ごしていれば、5月も6月もあっという間に過ぎてしまうかも。

1日1日に気持ちを込めて、全力疾走出来るように、この週末も笑顔でデスクワークしちゃいます。

ということでーーー、もう一回。

「頑張るときはいつも今」

野郎GENGO