ドイツの時代到来。
2014年ブラジルワールドカップの決勝戦から1日が経ちました。
ドイツvsアルゼンチンの試合は、延長にまでもつれ込む接戦の末、マリオ・ゲッツェが豪快に決勝ゴールを叩き込み、ドイツが激戦を制しました。
これにより、1990年以来、4度目の世界一を決めたドイツ。
オレのとっても悲願のドイツ世界一。
オレは2005年に渡独し、2006年ドイツW杯、2010年南アフリカW杯を見てきました。
しかし、いろいろなものが不足していたために、栄冠にはたどり着けなかったドイツ。
そのすべてが、今回の優勝により、過程にすることが出来たんです。
そして結果だけでなく、内容でも世界にその力を示すことが出来た。
それがとっても嬉しいです。
オレはドイツ人ではないし、ただドイツに暮らさせてもらってるだけの存在です。
でも、ドイツサッカー界で働いてる日本人として、この国のやっていることをしっかりと見てきました。
そしてそのすべてが正しかったことを、しっかりと示してもらった気がします。
ゲルマン民族が持つ独自の特異性に加え、継続した育成を経て得た卓越した技術、そして戦術の理解力と、様々な状況での適応力。
挙げればキリがないですが、とにかく今大会のドイツは他の国とは一線を画すものがあったと思います。
とにかく今大会、それを証明してくれたことに感謝です。
オレはとにかく、このことをずーっと言い続けてきました。
ブレずにずーっと。
ドイツがやっていることが本当に凄いと確信していたし、だからこそ必ず結果が出ると信じていましたから。
ドイツの優勝が決まってから、多くのメディアがドイツの凄さをこぞって書き始めています。
大会始まる前はスペインだブラジルだと騒いでいたのに、そういう人たちまで総じてドイツの凄さを述べてくれている。
その事実が嬉しいです。
嫌味が言いたいんじゃなくて、みんなにも分かってもらえたことが嬉しいんです。
さあ、こっからは胸張って言えますよ。
ついにドイツの時代到来だ、って。
そしてオレがやってきたこと、見てきたことにも説得力が出てくるであろうことは、嬉しいことです。
2006年のドイツW杯のあと、「日本人としてドイツサッカーの第一人者になる」と決心してから8年。
オレも少しはそういう立場になってきたと思うし、今後その辺での需要がもっと出てきてくれることを願っています。
今は、これからの可能性を考えて、いろいろなことを準備しようって思ってます。
人生はいつどんな契機で変わるかわかりませんからね。
準備は成功への手助けになりますからね。
Anyway、もっかい言いますが。
ついにドイツの時代到来です。
良い写真だ(DFBから拝借)。
感動と可能性をありがとう。
「頑張るときはいつも今」
GENGO