11年コンプリート。
1月29日です。
毎月29日は自分の歩みを振り返る日ですが、その中でも1月は特別。
なんせ今日でボクのドイツ生活は11年目を終え、12年目に突入なんです。
桃栗三年柿八年と言いますが、11年経つと何がどうなるんでしょうね。
まあ今日突然何かが変わるわけではないですが、あっという間に1月も終わりだなぁ、なんて感覚は全くありません。
いつも思うことですが、ほんとありがたいくらい新しいことがどんどん起こり、それに一生懸命取り組めてる。
それはこの11年間、攻めの姿勢、成長したいという姿勢、挑戦し続け姿勢を貫いてきたからだと自負しています。
昨日、ある選手から本帰国の報告の電話をもらいました。
4部リーグのクラブでプレーしていた選手ですが、サッカー選手として生計を立てていたのだから、本当にすごいこと。
「ドイツに来たきっかけは瀬田さんに出会ったからです。ですからご報告をさせていただきたく、連絡しました」と。
縁があって接することがあり、彼の人生に大きく影響を与えるきっかけとなれたことを誇りに思います。
残念な思いもありますが、一方でそうやって若者の道しるべになれていることは、何よりも力になりますよね。
ボクだって疲れて立ち止まることはあります。
不安や不満で頭がいっぱいになることもあります。
でもここで培ってきた11年という年月は、数え切れない経験となり、間違いなくボクを強くしてくれていますから。
受け流す術も身についてきたし、受け止める術も覚えました。
それだけでも、11年前にドイツに来るという決断をしたことは大正解だったと思います。
今年のスタートとともに35歳の瀬田元吾もスタートしましたが、今年も姿勢を変えるつもりはありません。
今もまた新しいことにチャレンジです。
40歳になっても、50歳になっても、70歳になっても。
まだまだあれもしたい、これもしたい、あれが出来ない、これもやらなきゃ、と向上心を持って生きていきたいですね。
そんな今日は、ボクのドイツ誕生日。
ドイツで12歳になった瀬田元吾を、これからも引き続きよろしくお願い致します。
「頑張るときはいつも今」
2016年1月29日