偉い。
昨日、フォルトゥナ2015/16シーズン無事に終了しました。
今季でチームを去る選手たちのセレモニーも行われた最後のテストマッチでは、最年少の金城ジャスティンがキャプテンマークを巻くシーンも。
新加入選手は一度は経験するのですが、ジャスティンにもようやく順番が回ってきました。
そして試合のあとは、選手クラブスタッフ全員が集まって打ち上げパーティーを兼ねたBBQを開催。
選手たちを労うとともに、1年間苦を共にしてきたスタッフとも笑顔で集まることができました。
そんな中で感じたことは“偉い”ってなにかなってこと。
ボクはプロサッカークラブのスタッフであり、そういう中では自ずと選手や役員、会長が“偉い”存在になりがちです。
芸能人なんかもそうかもしれませんが、特にプロサッカー選手というものは、若くして大金を稼げるようになり、そしてどうしてもちやほやされるようになってしまうもの。
昨日の会でも、どうしても選手たちだけで固まってしまう傾向はありました。
おそらく日本ではもっと顕著に出る光景なんだと思いますが。
そんな中でも積極的に選手たちの輪を離れ、いろいろな関係者やスタッフと談笑する選手の姿を見て、“偉い”なあと感じました。
また、冒頭に会長がみんなに向けて挨拶をしたのですが、会長が話し始めると、選手たち輪から離れ、近くまで来て話を聞いている19歳の選手がいたのですが、その瞬間、“偉い”と思いました。
お金をたくさん稼げる人が偉いのではなく、人のためになることを出来る人が偉いんだなと思います。
小さい子供が、自分のことを自分で出来るだけで「偉いねぇ」と言われることがありますが。
つまりは本来まだ自分では出来ないことを自分で自分にしてあげられるから“偉い”って思うんだなってことですね、きっと。
物事は1つのことでも多角的に捉えることが出来るし、十人十色の意見があるものです。
この考え方だって正しいかどうかなんてわかりませんが。
でもだからこそ、こういうことを考えることに意味があると思いますし、正しいと思うことをやるべきですよね。
子供に接することもある仕事をしているので、そういう視点を持って接していけるようにしなくちゃなと思います。
そんなことを考えるきっかけになりました。
Anyway、選手の皆さん、1年間お疲れサマでした。
しっかり身体を休めて、また来季も頑張りましょう!
「頑張るときはいつも今」