エコの国。
ドイツはエコの国です。
大体のペットボトルや瓶にはプファンド(保証代)がついていて、返却するとお金が戻ってきます。
いろいろなところで採用しているシステムなんだけど、スーパーなどには必ず返却マシーンがあって。
そこで返却すると、返金される分のレシートがでてくる仕組み。
ここにペットボトルを差し込みます。
ちなみにすぐ横には、いわゆる募金箱が。
でもこれはお金を入れるのではなく、ペットボトルを返却したことで出てきたレシートを入れるんです。
そうすることで間接的に寄付できるってことですね。
自分で飲んだ飲み物のボトルは自分でちゃんと返却作業をして、その上でそれを恵まれない人のために使う。
直接的にお金を入れるのではなく、間接的にレシートを入れるってのが、なんか良いですよね。
ちなみにこういった取り組みはスポーツ界でも見られます。
例えばサッカーの試合会場では、飲み物を買うとコップに同様のプファンドが掛かるのですが。
そのコップを返却すればお金が返ってくるのですが、逆にそのコップを回収に行くことで、コップを持っている人から寄付してもらうことができちゃうってわけ。
結局募金になるのだけど、寄付って感じてもらうだけで、また少し変わってくる部分もあるような。
とにかく、こういうやり方は、日本でもどんどん活かしていけると思いますね。
こちらで当たり前のことも、日本ではまだまだ知られていないことがたくさん。
塵も積もれば山となるのですから。
ボクも小さな知識を、もっともっと積み上げていこうと思います。
以上、ドイツの日常からのレポートでした。
「頑張るときはいつも今」