浦和レッズの経験。
浦和レッズがACL(アジアチャンピオンズリーグ)で10年ぶりの優勝を飾りましたね。
本当にすごいことだと思いますし、心からおめでとうございますと言いたいです。
僭越ながら、決勝も含めてACLを戦うレッズの試合をいくつか見させていただきましたが、本当にハードな試合が多かったのではないでしょうか。
スケジュール(外国とのホーム&アウェー)も含めて、やはり日本人同士の試合となるJリーグに比べて、負荷の高い試合をしてきたと思います。
代表チームの試合ではないですが、その国を代表して出場してきているクラブチームですから、やはりその国を背負ってきている部分もあるはずですし、独特のプレッシャーもあるはずです。
だからこそ、決勝まで行けたことで多くの試合ができたということも含めて、この緊張感の中で、優勝を勝ち取ることができたことは、掛け替えのない経験となったのではないでしょうか。
ちなみに今日は、ブンデスリがで注目の2試合がありまして。
ドルトムントvsシャルケのルールダービーと、ボルシアMGvsバイエルン・ミュンヘンの2試合ですが。
ルールダービーの方は、ドルトムントが前半を4-0でリードしたにもかかわらず、シャルケが後半に4点を取り返して同点でタイムアップになるという、(見てるだけなら)見応えのある面白い試合でした。
どちらもドイツを代表するチームですし、クオリティも高い同士ですが、追う方と追われる方の色々な精神的な動きが手に取るように見えましたし、とんでもない肉弾戦になっていました。
一方、ボルシアMGはホームで王者バイエルンを迎え撃ち、2点のリードを奪う展開になりまして。
そこからはサウンドバックのごとく、バイエルンが猛攻を仕掛けるも、1失点で堪え切ったボルシアMGが大金星を収めることとなりました。
どちらの試合も、ドイツを代表するトップクラブの選手達が、歯を食いしばって鬼の形相でぶつかり合っているんですよね。
それぞれの試合が予想に反する点の入り方になったってこともありますが、でも多かれ少なかれ、ブンデスリーガでは似たような試合が毎週行われているんです。
何が言いたいかっていうと、今回レッズがACLを勝ち上がる上で経験したハードな試合ってのが、今後の日本サッカー界に必要なんだろうな、と。
Jリーグを否定しているわけではありません。
でもやはり日頃からドイツのサッカーを見ているボクにとっては、ときどき見るJリーグの試合は、技術面は非常に高くても、そのハードさが足りなく感じることが多いんです。
ACLの試合ではそれを経験できると思うし、そしてそのハードな負荷の中でも、日本人選手達は十分に自分たちのパフォーマンスを出すことができるんですから。
それを今回レッズが証明してくれたと思うし、だからこそ、Jリーグでもそのハードさを求めていけるようになるといいなと、心から思いました。
最後にボクノ個人的な意見ですが。
Jリーグにそれを追求していくために必要なものは、レフリーのクオリティに他なりません。
DAZNという大きな資金源を持った今、Jリーグにはそこに本気で着手していただきたいなと思っています。
それができれば、また日本サッカーは、次の一歩を出せるはずです。
以上、夜中のつぶやきでした。
「頑張るときはいつも今」