八千代高校サッカー部ドイツオランダ遠征6日目。
すっかり時差ボケもなくなってきた6日目。
今日も午前中は室内練習場で汗をかきます。
昨夜の勝利もあり、選手たちからは自然と笑顔もこぼれます。
昨日までは厳しい寒さでマイナスが続いていましたが、ようやく今日から気温が少し上がってきました。
本来3月も中旬を過ぎればそれが普通なのですが、今年は寒波が何度も来たせいで、気温の上下が激しかったんです。
平日の親善試合は、どうしても夜に行われることになるので、気温が少しでも上がってくれることは、選手たちにとっても有難いはずです。
そしてこの遠征4試合目となる相手は、毎年対戦させてもらっている1.FCメルヒェングラッドバッハU19。
すぐ近くにはブンデスリーガの名門ボルシア・メルヒェングラッドバッハがあることもあり、そこから選手が流れてくるだけあって、アマチュアクラブながら、毎年いい選手は揃っています。
U19チームは同年代の2部リーグで昇格争いをしており、やはりしっかりとしたチームでした。
GKなんかは2m近かったんじゃないかなと思います。
試合は、相手チームの激しいプレッシングとスピードに、八千代がなかなかシュートチャンスをつかめない展開。
それでもボールは回せるので、チャンスを伺うのですが。
時折、相手の鋭いカウンターアタックを受け、必死に体を張って守る八千代の選手たち。
とにかくパワーやスピードは、日本では大学生よりも上かもしれません。
それでもボールを動かし、身体を寄せられる前に動き続けて。
そして一瞬のチャンスをものにし、サイド攻撃からのセンタリングを押し込んで八千代が先制に成功。
その後はパワープレーで押し込んでくる相手に、とにかく身体を張り続け、ピリピリする緊張感のある時間を守りきって、八千代の勝利。
親善試合であれだけ緊迫した展開もなかなかないんじゃないかと思いました。
その中でつかんだ勝利は、きっと選手たちにとっても自信になったのではないかと思います。
最後は、グラウンドを貸してもらったフォルトゥナ・デュッセルドルフのクラブハウスで食事。
クラブハウスの方が記念に一枚是非、と言うので。
美味しいご飯をありがとうございました。
これで4試合終わって2勝2敗、この遠征が自信に繋がりつつあるように感じます。
今日もお疲れ様でした。
SETAGSチーム