強い者が勝つんじゃない、勝った者が強いんだ
あっという間の日本滞在を終え、ドイツに戻って来ました。
そしてW杯が開幕しましたが、今回は多くの波乱が起こっていますね。
日本vsコロンビアは、飛行機の中で見ることができたのですが、選手たちも本当に集中していて、チームとしては最高のパフォーマンスだったと思います。
PK、数的優位、エース(ハメス)不調、主力(クアドラード)の負傷など、神風と言える状況が次々に日本の後押しをしましたが、その状況も含めて事前には分からなかった中で、選手たちが臨機応変に対応し、結果につなげたのですから、文句なしの最高な結果です。
ただこれからわかることは、世界のサッカーの中で、差が縮んでいるということです。
ネット社会だし、情報社会だし、もはやどんな国だって良い選手を育て、良いチームを作ることができるのです。
人口35万人のアイスランドがアルゼンチンと引き分けるのですから、これはもう世界中どこにだってチャンスはあるということでしょう。
ただやはり面白いのは、こういった大会ではグループリーグと決勝トーナメントがあるということ。
1回2回は運に左右されることがあっても、3回4回は続きません。
そこからは実力も問われると思いますし、経験値や精神力、大会中にチームが成長するか、サブ選手を含めたマネージメント力なんかも関わってくるでしょう。
だから面白いんだと思います。
日本代表も初戦でコロンビアに勝利したことで、景色が一変しているはずです。
それを取り巻く環境も一変しているはずです。
同じようにドイツもそうです。
逆の状況ですがメキシコに敗れたことで、ものすごく緊張感が高まっているのを感じます。
初戦でポルトガルと引き分けたスペインは、2戦目でイラン相手に1-0の辛勝。
それでも勝ち点3はゲットしています。
アルゼンチンはクロアチアに0-3の敗戦。
メッシが輝けないアルゼンチン代表チームには何か問題があるように思いますが...
総じて言えることは、「強い者が勝つんじゃない、勝った者が強いんだ」ということ。
それを証明するのがW杯という大会です。
結果にコミットする努力をして、結果を出すことができたら評価されるんです。
それを楽しめるW杯は、やっぱりいいですね。
ということで、日本とドイツの動向に目を向けながら、この期間を楽しみたいと思います。
「頑張るときはいつも今」