復興支援in気仙沼焼き芋仮設店OPEN
震災より半年が過ぎ・・・
被災地でも、復興への取り組みは続けられています。
そんな中・・・
お好み焼き 千房の中井社長より
テレビ東京の「愛の貧乏脱出大作戦」という番組での復興支援協力のお話を頂いた。
気仙沼でご商売(飲食店)を経営されていましたが、震災や津波の被害で
お店を失われた方8名に、他の飲食店が支援し、ラーメン・お好み焼などの修行を行っていただき
気仙沼にて建設される仮設店舗にて2ヶ月間営業を行う支援をするという内容。
当初は、たこ焼をと考えましたが、短い修行期間で、くくるの技術をマスターするのは難しいので、
らぽっぽの焼き芋もご支援させて頂く事にしました。
8名の方の中で、焼き芋を販売していただける斎藤高史さん、みき子さん夫婦は、
気仙沼の南郷地区で、エスポワールという店を35年間営業し、
手作りソースのパスタが人気の住宅街にある喫茶店を営んでいました。
今回の震災で家を失ったが、生きたんだから、やれる事をチャレンジしようという決意で応募されました!
準備当日は、早朝より仙台市より「ほっこり号」にて、焼き芋機と焼き芋を積み込み気仙沼に向う。
仙台より3時間以上かかり、気仙沼へ到着。
気仙沼は、以前支援をさせて頂いた女川町や石巻市に比べるとかなり復興が進んでいるように感じましたが
やはり・・・
ところどころに津波などの大きな被害をうけた爪痕が感じられました。。。
現地に着き、斉藤さんとご挨拶させていただき、電話で話したイメージ通りの人柄で、明るくすばらしい方でした。
現地は仮設店舗の準備を終えたところで、皆さんが試作・練習を行っていました。
焼き芋は夕方より、焼き芋器の設置もできて、斎藤さんに焼き芋の焼き方や販売方法を指導。
斎藤さんは要領よく吸収されて、非常に飲み込みが早くて感心しました。
焼き上がった焼き芋を試食されて、「こんなに美味しい焼き芋を食べたことがない!」と驚かれていました。
他の方も全員が驚かれて、種子島産の安納芋の特性などを教えて、たこ焼の練習をされていたので、
焼き方のコツを指導すると、全員が集まり、「やはり、プロの技は、全く違いますね!
絶対に三日間ではできません!」と皆さんが納得されていました。
そして、ほっこり号にて帰る際には、斎藤さんをはじめ全員が、最後まで、
ありがとうございますと感謝いっぱいで見送っていただきました。
OPENの当日は、現地に行く事が出来なかったのですが・・・
斎藤さんと電話にて、9月1日からのオープン状況を聞くと、二日間雨でしたが、
沢山のお客様が来てくださり、焼き芋は、当初納品したものは完売で反響も大きく約250個ほど売れた。と
お話いただきました!!
斎藤さんは電話ごしにありがとうございますと、何回も言ってられました。
2ヶ月の仮設店舗営業ですが、今後に繋がるように頑張って頂きたいと思います。
私たちの活動も
支援の形を変えながら・・・引き続き、ほっこり支援をし続けて行きたいと思います。