成長しない男を讃える、トレインスポッティング2の魅力
週末から週明けにかけて
毎週のように食のエンゲル係数が高騰しよって、体の脂肪もアップ。
このままやとデブ真っしぐらなのして
久しぶりに朝から走って
予定外のことしよったばっかりに
映画の上映時間ギリギリな事に慌てふためき
また、走ることに。
朝のジョギングよりペース早かったはず。
なんか損した気分。
して、なんとか
トレインスポッティング2 間に合わせる。
前作からもう20年なの？
懐かしいというか、青かったというか
すんごい粋がってたというかね。
それが今じゃ 息上がるオッサンやからね。
パート1では ユアンマクレガー演じる
レントンが街中駆け抜けるシーンが印象的な
作品やったけど今作でも レントン走ってた。
おぉ 今日朝から走りまくっとる石幸一と
シンクロしてるやないの！
とか 妙に気分盛り上げつつ
ダニーボイルならではの
スタイリッシュな映像と音楽に
当時の フレッシュネスが呼び覚まされる。
大ヒット作であり、個人的な思い出の染みも
びっちりこびり付いた作品の続編てのは
それだけで期待値が上がってしまうのやけど
それをしっかり、ダメな男達の続編として
" いかに男が過去の栄光にすがり、
年を重ねるごとに情けなくなっていくか " を
描いたダニーボイル て凄いのな。
キラキラした目で映画館後にして
急いで家帰って10年以上ぶりにアーヴィンウェルシュの作品を引っ張りだしてきた。
数冊見当たらずでちょっと悲しいのやけど
今月はドップリ、ドップリ、ダニーボイル作品、アーヴィンウェルシュ作品に浸かってやることにす。
仙石幸一
