我慢のとき。
ちょっと頭の中と、心の中を整理するとき。
オレがフォルトゥナのフロント入りして以来、最もクラブ内に変化が求められています。
この世界は結果というものがすべてですが、ときにそれ以外のことも連鎖して起こるみたいです。
フォルトゥナは今季から指揮を執っていたマイク・ビュスケンス監督を、成績不振を理由に解任しました。
すぐにでも後任を見つけたいところですが、年内の試合はあと3つ。
ここから慌てて探すよりも、まずはオリバー・レックGKコーチが、監督代行を務めることになりました。
レック監督代行は、昨季は2部でMSVデュイスブルクを率いた人物であり、長年シャルケのGKコーチであった人でもあります。
往年の名GKで、ドイツ代表でもありました。
とりあえず、その体制で年末まで乗り切ることになったのですが。
実は監督をすぐに決められない理由は他にも。
それは現在のフリムート会長が、2014年1月いっぱいでフォルトゥナの会長職を辞め、ドイツサッカー協会の副会長になることが決まっているのです。
これを受けてフォルトゥナとしては新会長を選出する必要があり、それが昨日発表になったという状態なんです。
さらには2014年6月で退任が決まっているヴェルナースポーツディレクターの後任が1月からやってくることにもなっているのですが。
こちらも年明けじゃないと動き出しませんので、今はとにかく引き継ぎの準備です。
そんなわけでクラブは首脳陣が大きく変わる岐路に立っています。
オレはもちろんなんの決定権もないので、この現状を、好転することだけを祈って見ているだけですが。
今年はとにかく良いことがない年でした。
いろいろなものを失う年となってしまいましたが、だからこそ来年はまた新しいものを手に入れていけるようにしていきたい。
明らかに来年は新しいクラブになっていきます。
会長もスポーツディレクターも、もしかしたら監督も、すべてがフレッシュです。
オレ自身も、フレッシュなスタートを切ってやろうと思っていますし、そのための準備をしなくちゃと思ってます。
今はとにかく我慢のとき。
動き出すその時まで。
じっとチャンスを伺って、そのときを掴み取ろうと思います。
個人的には来年3月のビザ更新が最大の転機になるはず。
永久ビザを取得出来れば、可能性も一気に広がりますしね。
とにかく、今は亀になる。
感情を隠し、じっと戦況を見つめるのみです。
個人的にはオリバー・レック監督代行はすごく好きな人。
チームのためにも、クラブのためにも、結果を出してくれることを願います。
そんな感じで12月も頑張ってますよ。
それでは。
「頑張るときはいつも今」
20年後のGENGO?w