どこにもないクラブ。
今日はプレシーズン大会であるウィンターカップでした。
19000人くらいの観客が見守る中、45分1本ずつの変則トーナメント大会。
結果はレヴァークーゼンが優勝し、ブラウンシュヴァイクが2位、クロアチアのディナモザグレブが3位で、フォルトゥナさんは4位となってしまいました。
うーん、まあ結果だけ見ればとても残念。
でもブンデス1部のクラブ2つと、クロアチアの強豪クラブですから、まあそれはよしとしましょう。
大事なのは内容。
ミスも目立ちましたし、修正点はまだまだ多そうです。
チームは明日から1週間のスペインキャンプですから、そこでしっかり向上させてきて欲しいところです。
ちなみに今日はデュッセルドルフの日本人小学校を招待したので、一角には日本人の多くの姿がありました。
例の毎年恒例の2年生行事のお陰で、今年はフォルトゥナユニフォームを着た子たちがいっぱい。
みんなフォルトゥナのプレーに一喜一憂してくれて、嬉しい限りでした。
「私は日本代表とフォルトゥナが戦うことになったら、絶対フォルトゥナを応援するー!」
って言ってくれてる女の子がいて、とっても嬉しかったです。
みんな噛り付くようにフォルトゥナの試合を見てくれてました。
結果は残念でしたが、子どもたちの反応が収穫でした。
あんなに悔しがってくれるということは、自分の応援するクラブと認識している証拠。
また、子どもたちが良くまあ選手の名前を知ってるんです。
理由を聞いたら、
「その選手の似顔絵を描いたからー」
だそう。
ある女の子が、
「キャプテンは17番でランベルツだよねー」
とさらー言ってましたが、これって凄いことですから。
一緒の来てた親御さんも知らないんじゃないかって名前を、子どもたちは知ってるんです。
とにかく、今までの活動がこんな風に実を結んでいることを確信出来て嬉しい日となりました。
願わくは、こんな姿を日本のメディアにも取り上げてもらいたいくらいです。
世界のどこに、こんなクラブがあるでしょうか?
だってフォルトゥナには今、日本人選手はいないのですから。
きっとそのうち、どなたかがその凄さに気付いて、取り上げてくれるはずです。
ファンではなくサポーター。
クラブのアイデンティティを持つということ。
これを実現している姿です。
日本人がアイデンティティを持って応援している海外クラブ。
こんなクラブ、世界のどこにもないでしょう。
なーんて、誰かわからない誰かに、アピールしてみましたw
今日見に来てくれた方々が、またリピーターになってくれることを願ってます。
ということで、今日はおしまい。
また明日から、元気に頑張りましょう。
いつだって全力主義。
「頑張るときはいつも今」
アピーラーGENGO