日本人として。
先日の松本山雅さんに関するブログが、サポーターの皆さんに好評だったようで、いくつかメールをちょうだいしました。
すごく光栄なのですが“ドイツのスポーツライター”と思っている方が何名かいらっしゃって。
ワタクシ、“ライター”ではございませぬ。。。
一応、“フリーランスワーカー”という肩書き、つまり個人事業主でございます。
どうか、間違えないでいただきたい。
まあ、話題にしていただけるのは、ありがたいことですけどね。
さてさて、日本のグループリーグ突破が厳しい状況になっているW杯。
ザッケローニ監督やら、本田選手やら、香川選手やらが、いろんな批判にさらされています。
そりゃ、彼らはヒーローになる権利がある分、結果を出せなければヒールになる可能性もある人たち。
その両方が隣り合わせだからこそ、国民の期待が大きいからこそ、今の雑音が増えているわけですが。
でもね、大会が始まる前に本田選手が言ってましたが、失敗して終わったら好きなだけ批判してくれ、と。
だから大会中は、メディアの人間も一緒になって戦って欲しい、と。
今まさにそのタイミングじゃないでしょうか。
W杯に挑んでいる選手もスタッフも、偉そうに記事を書くライターたちの何倍もサッカーのエキスパートです。
何が問題だったのか、なぜ上手くいかなかったのか、どうするべきなのか。
そんなこと、彼らが分かっていないわけないんです。
我々日本人には、日本代表を批判する必要なんて、どこにもありません。
でも、応援する理由はいくらでもあります。
じゃあ最後まで応援する方でいましょうよ。
全部終わって結果が出なかったときは、批判するべきです。
それが選手や監督の責任ですから。
でも今は、余計なこと言うのはやめましょうよ。
オレに出来ること、オレにしか出来ないことってなんだろうな、って思ってましたが。
そんな中でドイツのラジオ番組から電話インタビューの依頼が。
実はコートジボワール戦の前にも別のラジオに電話インタビュー出演してたのですが、今回で2回目の機会が来ました。
そこで、我ら日本人は最後の1秒まで諦めないことをしっかりアピールしておきますからね。
人事を尽くして天命を待つ。
これこそ、サムライスピリット。
良いときに傍にいるだけではなく、良くないときに支えてくれる存在が、本当に必要なもの。
ならば日本国民の1人1人が、そんな存在になりましょうよ。
スペインもイングランドも敗退してる大会なのだから。
相手がどうこうより、日本人の誇りを持ってコロンビア戦を迎えましょう。
「頑張るときはいつも今」
サポーターGENGO