発信するんだという思い。
ボクの仕事は、裏方の仕事です。
サッカークラブの運営の一端を担ったり、海外遠征のサポートをしたり。
どれにしても主役は絶対ボクではありません。
人にはそれぞれ役目があって、主役を演じる人もいれば、そうじゃない人もいます。
どちらの方が大事ということはないと思います。
でもだからこそ、逆にそれぞれの場所で、その人じゃないとダメだと思われる存在を目指すことは意味があることだとも思ってます。
それが俗に言う、「オンリーワン」ってやつかもしれませんが。
そういう思いで活動してきたこともあってか、ありがたいことにこれまでにも色々なサッカー雑誌で取り上げていただいてきました。
また去年からはZONEという雑誌で連載コラムも書かせていただいています。
正しいと信じてやり続けていることが、こうやって評価されることは、客観的に見て正しかったという証明にもなるし、それは本当に力になります。
そしてそんな中、今度は中学校の保健体育の教科書に掲載していただくことになりました。
学研教育みらい
『新・中学保健体育』
20016年4月から使用される中学校保健体育科の教科書です。
「健康・安全・スポーツの分野で世界で活躍する人たち」
というテーマのページに掲載していただいています。
実際ボクが使う資料ではないですし、一般の方々が購入されるものでもありません。
でも、これからの時代を担う中学生に見てもらえるのは、なんだか光栄なことですよね。
彼らに世界を意識するきっかけになったら嬉しいですし、こういう仕事があることを知ってもらえるだけでも嬉しいです。
ちなみにボクは筑波大学体育専門学群卒業で、自分自身も中高の保健体育の教員免許を持っています。
同じように全国には同期も含め、多くの先輩後輩が体育教師として仕事をしているはずですので。
そんな仲間たちにも、ボクが外国で頑張ってるよーってことを伝えるメッセージになったら嬉しいですね。
ちなみにこれ、デュッセルドルフの日本人学校でも使われているらしいです。
それってなんか、誇らしいですよね。
どこにいても何をしていても、何かを発信出来る人間でありたいし、周りにパワーを与える存在でありたいと常に思ってます。
今回はこういう形になりましたが、凄いことをやりたいと思うのではなく、正しいと思うこと・やりたいと思うことを信じてやり続けることが大事ですよね。
順風満帆な人生ではないですが、追い風も向かい風もビンビン感じながら、引き続き頑張ります。
以上、報告でした。
「頑張れ熊本、頑張れ大分」