ファミリーの思い遣り。
昨日はフォルトゥナのクリスマスパーティーでした。
初めての試みでしたが、クラブスタッフだけでなく、U9からトップチームまで全ての選手が参加したパーティー。
実に600人が参加したということですが。
アットホームで素晴らしい機会だったとともに、普段なかなか接することがない関係者にも会えて良かったです。
やはり同じワッペンのもとに働く仲間ですから。
「ファミリー」と呼ぶ以上、繋がりがどれだけ強いかというのは大きな意味を持つはずです。
フォルトゥナは、積極的にいま、この繋がりを強くする努力をしています。
スタッフの選手の家族もまた、フォルトゥナファミリーの一員です。
ヨーロッパはパートナー同伴というのが普通ですが、だからそういう方々も出席できるパーティーでした。
日本ではなかなかこういうことって出来ないですよね。
家族を同伴させるっていう感覚が、クラブ側にも、本人にも薄いでしょう。
でもサッカー界からそういう雰囲気を作っていくことが出来たら、とてもいいのになぁって思います。
自分の家族やパートナーすらアイデンティティを感じてくれるクラブであったら、それは誇らしいことではないでしょうか。
とても単純で、それでいて実際にやることは難しいこと。
もしかしたらこれは、一般企業にも言えることなのかもしれませんね。
ちなみに今日オフィスに行って仕事してたら、キャプテンのMFオリバー・フィンクがフロントスタッフの部屋に回ってきて。
「ささやかだけど、選手たちから日頃の感謝を込めて、メリークリスマス!」
と言って、クリスマスチョコセットを1人1人に渡しに来てくれました。
正直初めての経験で、すごく驚いたと同時に、彼のキャプテンとしてのその行動に感動すらしました。
人ってこういうささやかな思いやりで、グッと繋がりが強くなる気がします。
誰のアイディアで行ったのかはわかりませんが、少なくともキャプテン本人が、全てのスタッフに手渡しして回ってましたから。
それだけで、我々もまた、チームのために裏方の仕事を頑張ろうって思えるもんです。
「ファミリー」には「思い遣り」が不可欠。
それを感じる2つの出来事でした。
今日はそんなことを紹介しておきます。
さあ、フォルトゥナは残すところあと1試合でウィンターブレイク。
それが終わったらボクは日本出張です。
来年春に控える仕事の打ち合わせが立て続けに入ってきますが、それもまた楽しみ。
来年はまた、ステージアップする転機だと思ってるんで、それに向けて気を引き締めていきます。
年末ではありますが、もう今年も終わり、なんて言いません。
まだあと3週間弱ありますからね。
最後まで精力的にやり切ります。
ということで、、、
「頑張るときはいつも今」