フォルトゥナ日本遠征2/3【2勝2敗】
今回の日本滞在中、台風が日本を直撃するということで、かなり警戒して来ました。
大会初日は雨と強風はありましたが、試合は問題なくできました。
初戦は横浜Fマリノス戦。
試合は20分くらいはハイプレッシャーで相手を圧倒するも、精度が低く得点を奪えない展開。
するとディフェンス陣の連続ミスで2失点。
後半に巻き返しを図り、多くのチャンスを作るも決められないと、一瞬のカウンターから3失点目。
結局試合は0-3の黒星。
マリノスのクオリティの高さが光る試合となりました。
これに続いて2試合目は、徳島ヴォルティスとの対戦。
1試合目の反省もあり、また監督からも喝が入った選手たちは、キックオフからオフェンス全開。
あっという間に2得点を奪うと、その後も多くのチャンスを作り出しましたが。
その後は追加点を奪えず、タイムアップに。
それでもこの大会での初勝利に、笑顔が見える試合となりました。
3試合目はメキシコから参戦の、チーバス・グアダラハラ戦。
試合前から相手がキックオフに遅刻するなど、なんだかピリピリした雰囲気でスタート。
細かい部分で激しいぶつかり合いを見せるも、激しさが汚さと紙一重のシーンも多く見られ。
ジャッジには非常に不満がありましたが、ウチの選手が2人退場処分を受ける内容。
さすがにそうなっては押し込まれ0-2で敗れましたが、その中でも得点チャンスを作り出すなど、しっかりとチームの意思を示すことができました。
そして最後の試合となったのは、地元大阪の強豪ガンバ大阪戦。
来日した18人の選手のうち、2人が出場停止で3人が負傷、13人で戦うこととなったのですが。
ここで選手たちが高い集中力を見せてくれました。
キックオフからハイプレスをかけると、あっという間に2得点を奪う展開に。
強豪ガンバも面食らった部分はあったと思いますが、一気にゲームプランはフォルトゥナに。
その後お互いに1点ずつ奪い合い、最終的には3-1となりましたが、この試合で勝つことができ、勝率を2勝2敗とすることができました。
大会としては、台風の影響もあり、このグループリーグの4試合のみで終了となりました。
本来だったらこのあと順位決定戦があったのですが、それは状況を考えれば仕方ないことでしたので。
むしろ、このような素晴らしい大会に招待していただき、貴重な経験ができたことが大事。
台風一過となった快晴の空の下、出場選手全員でパシャり。
この中から一体何人のプロサッカー選手が生まれるのでしょう。
ウチからも良い選手が育ってくれることを願っていますし、彼らにとってこの経験が一生残ってくれれば嬉しいです。
こうして、フォルトゥナユースチームのU17チャレンジカップ参戦は終了となりました。
ただ、日本遠征はもうすこし、続くんです。
その様子は、次で紹介しますね。
それでは。
「頑張るときはいつも今」