ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan

09/22/2017

フォルトゥナ日本遠征3/3【大阪から東京へ】

Jグリーン堺での大会を終え、それぞれのクラブが帰路へ着く中、フォルトゥナ日本遠征チームは次の目的地、柏を目指して出発。

初めて乗り込む新幹線。

新大阪から東京の515kmを、最高速度285km/hで走り抜けるということで、

「ドイツのICE(Inter City Express)より速いのか!?」

スタッフ陣は興味深々でしたが、選手も含めて多くが爆睡してました。

東京に着いてからは、東京観光へ。

監督からの希望で、渋谷に行きたい!とのこともあり、渋谷で自由行動に。

スタッフらはスクランブル交差点でバシャバシャ。

スタバまで上がって、反対側からも写真撮るんだ!って笑

上からアピールしてる奴がいるなぁと思ったら、会長とのツーショットを一枚撮られてました笑

その後は自由行動でランチとなったところで、会長とアカデミーダイレクターは、「寿司が食いたい!」と。

せっかくだし回転寿司じゃない、良いところが良いっていうので、"すしざんまい"に連れて行きました。

このオーナーはマグロの解体で有名になったんだって話したら、すっかり喜んで、ステッカーまでもらっていきましたよ。


ちなみに日本の友人から「げんごのクラブのジャージ着てる子たち発見。どこかにいる?」との連絡が。

また別の友人からは、「げんごっぽい人を見かけたけど、まさか渋谷にいた!?」と、目撃情報が届きました。

はい、おりました^^

そんな渋谷探索を楽しんだ後は、東京タワーへ。

東京一望に誰もがびっくり。

果てしなく続く建物の量に、誰もが写真をバシャバシャ。

こうやって日本を知ってもらう機会があることをすごく誇りに思いますよね。


そうして束の間の東京観光を終えた一行は、ラスト2泊をする柏市へ。

ここでは柏レイソルU17と親善試合を行う予定になっていまして。

背景としては、デュッセルドルフ市と千葉県がパートナーシップを結んですでに12年になっており、これまでにも多くの交流をしてきていて。

さらに柏レイソルさんのメインスポンサーの日立製作所は、ドイツではフォルトゥナのpremiumPARTNERとして支援をいただいていて。

街のつながり、企業の繋がりがあり、さらにスポーツ/文化の交流を深めていくことができれば、という思いがあるからなのですが。


ということで、翌日には柏レイソルへ。

日立関係の方々や、千葉県サッカー協会の関係者などもお越しいただき、取材もいくつか受けました。

そんな中でも、試合はガチンコです。

前半開始からいつものごとくハイプレスで主導権を握ると、そこから一気に2得点を挙げることに成功。

ところが柏レイソルの選手たちも、非常に高い能力がありますから。

そこから4点を返されて2-4に。

でもでもフォルトゥナだって負けていません。

再びゴールを決めて3-4として、さらに終盤には押し込み、次々にシュートチャンスを作りました。

それでも最後は柏レイソルの鉄壁の守りを崩しきれず、タイムアップ。

3-4の惜敗となりましたが、最後の最後まで諦めずに良いファイトをしてくれたと思います。


これで、今回の遠征でスパイクを履く行程を全て終えた選手たち。

あとは東京観光パート2だけです。

翌日にチェックアウトをしてホテルを出発。

まずはスカイツリーへ。

選手たちはショッピングを楽しむ中、スタッフ陣は展望台へ。

東京タワーの展望台は150mでしたが、スカイツリーは350m。

さらに200mも高いわけで、スタッフ陣も感動。

日本最高の技術を堪能してもらったところで、次の目的地は浅草の浅草寺。

近代的なスカイツリーから、伝統的な浅草寺へ移動すると、そのギャップにみんな反応。

多くの外国からの観光客と交流してみたり。

携帯のメモリーをガンガン消費しながら写真を撮りまくってました。

ここでも自由行動で買い物をする時間を取りまして、↓こんなお土産を買う選手も笑

最後は上野のアメ横にも立ち寄り、東京観光を終了させた一行は成田空港へ到着。

最後のチェックインを終えて、無事にドイツへの帰路につきました。


16歳、17歳という年齢の彼らにとって、この9000km離れた日本での経験が一生の思い出になってくれることを願うばかり。

それは本当に掛け替えのないものであるし、これを全てポジティブに活かして欲しいなと思います。

この遠征に向けて、色々と苦労しながら準備をしてきたので、こうして全てが良い形で終了したことにホッとしています。

ボクは少し日本に残り、遅れてドイツに戻りますが、また選手たちに会うのが楽しみです。

最後に、今回の遠征に関して、ご助力いただいた皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。

そして今後ともよろしくお願いいたします。

「頑張るときはいつも今」