懐かしい思い出。
1週間前からフォルトゥナに、日本より指導者が4名、研修のためにきています。
S級ライセンス取得のための海外研修を実施しているのですが、フォルトゥナを選んで来てもらえていることを嬉しく思っています。
それにしても今回来ている4人のうち2名は、ボクと同じと37歳というから凄いですよね。
指導者としては若いですが、すでに日本トップのライセンス取得まで来ているということですから。
そういう次の世代の方々が、新しい視野と新しい感覚で日本の将来を育てていってほしいなと思います。
そんな中に、実は大学の4つ上の先輩がいまして。
現在は日本サッカー協会所属としてトレセンのコーチをされているそうですが、その方はボクが大学に在学中は大学院に所属しながら学生コーチとして、ボクらの指導に当たってくれていました。
当時は熱血で、時に怖さすら感じることもありましたが、でも一生懸命指導してくれるいい指導者だなぁと、学生ながらに思っていたものです。
そんな方と、昨年あるきっかけでお会いすることがあり、是非とも研修に行かせてほしいと相談されたことがきっかけで、今回の研修につながっているのですが。
正直その方とは卒業して以来、本当にほとんど会ってもいなかったし、コンタクトもかすかにあったくらい久しぶりなのですが。
それでも再会すれば昔の思い出がいっぱい出て来て、とても懐かしくて。
やはり選手とコーチの関係だったので、当時はボクのことをどう思っていたのかなんて、聞けなかったですが、今になって「いい選手だった」と言ってもらえたのが、妙に嬉しかったです(笑)
大学2年生のときに関東新人戦という大会で優勝し、そのときにメンバーに選んでいただいて、一緒のタイトル奪取に貢献したのですが、実はそれが彼にとって、メインで指揮した初めてのチームだったとのことで。
恥ずかしいながらボクもメンバーに選んでいただき、微力ながら優勝に貢献した?んだけど、その大会のことはボク以上に覚えていてくれていましたね。
そしてあの時の仲間は先輩後輩はもちろんだけど、それ以上に"仲間"のように思っている、と言っていただけて、それもなんだか嬉しかったです。
大学を卒業してもう15年。
そんなに経ったんだなぁと思う一方で、今でもいろんなことを思い出すことができます。
やっぱもう20歳前後でしたから、今更そんなに見た目も変わらないし(おじさんにはなりますが)、記憶もしっかりあるので、話し出したらつきませんよね。
そんな先輩が、ボクを頼って来てくれたことも嬉しいですし、とにかくいろんなことを見て感じて帰ってほしいです。
とにかくドイツに来たら、まずはポテトとカレーソーセージ。
来週水曜日に再開するフォルトゥナの試合も観戦に来ていただきます。
良いパフォーマンスを見せて、2部首位に立つチームとして、良い印象を持ってもらえるといいなぁ。
とにかく皆さんは良い刺激を受けてくれていることと思います。
ボクもぬるま湯には浸からず、常に熱い湯に飛び込んでいける自分でいれるように気をつけていこう。
そんな気づきにもなっています。
「頑張るときはいつも今」