中央大学で講義。
2年前から客員企業研究員を務めさせていただいている中央大学。
今回の日本滞在では、この中央大学で2コマの授業を担当させていただいてきました。
具体的にはこんなテーマの講座です。
- Jリーグサッカービジネス最前線
- ビジネスチャレンジ「サッカークラブ経営」
ボクは日本人として海外のクラブで仕事をしているので、この経験や知識、情報はどんどんだしていきたい。
それを、願わくば、これからを担う若者たちに、と思っています。
もちろん可能な限り色々なところで情報発信をし、日本サッカーの発展に貢献したいので、可能な限りどんなところへも行きますし、色々なところで“伝える”役目を担っていきますが。
ボクの考えではSNSと一緒で、いいものは色眼鏡なしで取り込み、拡散し、さらに発展させてくれるのは、やはり若者ではないかと。
未来がまだよく見えていない、でも大きな希望に溢れている若者。
まだ色に染まっておらず、柔軟性があり、大きな理想を持てるのも若者。
だから彼らとの交流や、彼らに伝えることを怠らずにやっていきたいと思っています。
今回の講座では、1年を通じて様々なJクラブの方々にも登壇いただき、そして様々なクラブの話をしていただいています。
学生らがそこからどんなことを学べるのか、というのは、単にクラブが出してくれる情報だけではないはずです。
もちろんそこも、きっと余りあるくらい貴重な情報であることは間違いありませんが。
話す内容はそのクラブに任せているとのことですが、そうすることでクラブのこの講座への対応も学生らが比較できてしまいます。
そういう部分も含めて、Jリーグクラブを知ってもらう機会になればと思いますし、そういう日本のプロクラブと、ボクの話を比較することで、外国のクラブとの比較ができるという視点も持ってもらいたいですね。
いずれにしても、ボクが学生の頃にはこんな機会は全く皆無でした。
だからこそとても羨ましく思いますし、是非ともこういう機会を真剣に捉えて、将来に活かしていってほしいですね。
ちなみに学生の方々からのフィードバックを読みながら思うこと、それは、こちらが伝えようとしている部分と、彼らが強く感じ取る部分は、必ずしもイコールにならないときがある、ということです。
それはボクのスキルの部分もありますし、そういうことに大きな関心を持つのか、というボクにとっての発見だったりもしました。
学生の皆さんから学ぶことも、まだまだたくさんありそうです。
これからもこういった機会を大切にしていこうと思います。
中央大学関係者の皆様、誠に有難うございました。
今後ともよろしくお願い致します。
「頑張るときはいつも今」