W杯終焉。
ついにW杯が終わりましたね。
優勝はフランス。
攻守に渡ってバランスが良かったのだとは思いますが、やはりムバッペという19歳の登場が、この代表チームの原動力だったことは間違いないと思います。
アルゼンチン戦で見せたパフォーマンスや、決勝戦でのゴールは、まさに個人の力。
19歳という若さで、世界の頂点を極めるってどういう気分なんだろう。
これから10年以上は世界のサッカーシーンをリードしていく存在として君臨することになるのでしょう。
願わくは、ピッチ内外を騒がせる選手にはなって欲しくないですね。
とにかくあの、圧倒的なパフォーマンスを武器に戦っていってほしいものです。
そして準優勝ながら、この大会の象徴的なチームとなったのがクロアチア。
人口約400万人の国が、W杯の決勝戦まで上り詰めてくることは本当にすごいことです。
日本の30分の1ですからね、計算上は。
それでも選手たちのクオリティはとにかく高いのです。
レアルマドリッドやバルセロナ、ユベントス、リバプールなどの強者たちが名を連ねているのですから、決してまぐれでもなんでもありません。
そういう意味では日本だって、スターティングメンバー11人のうち10人がヨーロッパ組ですから、そういう意味ではベスト16に進出したって誰も驚くことではなかったとは思いますが。
それよりも大事なことは、いかにチームとしてまとまり、チーム一丸となって、このW杯という舞台で結果を出すかという部分。
この大会に関して言えば、ドイツを破ったメキシコや韓国、大健闘を見せたスウェーデンやデンマーク、そして小国ながらアイスランドも素晴らしい戦いでした。
総じて言えることは、とにかく魂を感じる戦いを見せてくれたチームが多かったということ。
そしてそういうチームは、大会中にファンを獲得したんじゃないかなということです。
逆にドイツやスペイン、ポルトガルやアルゼンチン、ポーランドなどは、どこかに驕りがあったり、自国のスーパースター頼みだった部分があったために、足元を救われたように感じました。
とは言え、どの国もサッカーが衰退したわけではないですし、逆にドイツなんかは世代交代がどう行われていくのか、これからが見ものです。
改めて思いますが、サッカーはチームスポーツ。
相手が格上だって、勝てないというわけではないところが面白い。
そんなことを痛感した大会でしたし、だからこそとっても楽しかったですね。
でもこれで世界を熱狂させたW杯が終焉。
また4年後ですね。
次はカタールで、冬開催で、48か国出場?なんてなってますが、果たして。
日本サッカーとしては、2020年の東京オリンピックも踏まえて、しっかりと若手の育成を頑張っていきたいですね。
そして2020年や2022年だけでなく、もっともっと先を見越した改革を行っていく必要もありますからね。
ボクはボクの立場で、できることをこれからも続けていく。
でもいつだって目標は一緒です。
日本がW杯で優勝できる日を信じて、そのために逆算しながら、今の自分に求められることをやっていくのみです。
だからこそ、どんなときも全力で。
「頑張るときはいつも今」