1部昇格ということ。
J2リーグが最終節を迎えて、長い戦いに決着がつきました。
結果は2位、3位、4位が勝ち点で並ぶという熾烈極まりない中、それより勝ち点1点多く獲得した松本山雅FCが優勝を決めることとなりました。
これにより2位となった大分トリニータとともに、J1昇格が決定しました。
松本山雅も大分トリニータも、J1復帰という成果を掴むために本当に長い年月をかけてきたと思います。
大分はJ3から這い上がってきたのですから、それは本当に大変な戦いだったでしょう。
とにかくこの2クラブの選手スタッフ、関係者、ファンやそのほか関わり全ての皆様に、祝福の言葉を送りたいと思います。
本当におめでとうございます。
我々フォルトゥナも、今年の夏に6年ぶりの1部復帰を果たしたわけで、国は違えど、その感情は痛いほど良くわかるつもりです。
来年は昇格クラブとしてまた、ハードな戦いが待っていると思いますが、残留を絶対に勝ち取って欲しいです。
そんな中ではありますが、松本山雅の神田社長には、個人的に祝福に言葉を送りたいです。
ボクにとっては群馬で一緒にプレーさせてもらった先輩であり、そして大切な仲間ですから。
J1に昇格した4年前に社長に就任し、1年での降格を経験。
そこから反町監督を信じ続けてようやく返り咲いたJ1の舞台。
その間には本当に苦労がたくさんあったことでしょう。
心身ともに疲れたと思います。
今回の最後のデッドヒートは、本当に神経をすり減らすものだったと思います。
でも、ギリギリのところで上がれなかったここ数年をしっかりと糧にした結果でしたので。
失敗は成功するまで続ければ、それまでの過程になる、まさにそれを証明してくれました。
ボクらフォルトゥナも、同じように続けてきた結果、今1部の舞台で戦わせてもらってます。
なかなか苦戦していますが、山雅や大分の皆さんの勇気になれるよう、ここから必死に戦っていきますよ。
ちなみにプレーオフにまわるクラブの皆さんの健闘も心から祈っております。
必ず勝者と敗者が生まれてしまうわけですが、J1のプレーオフにまわるクラブも含めて、とにかく来年に繋がる最後にしてほしいです。
ボクは有難いことに、フォルトゥナで3回の昇格を経験し、1回の降格を経験しましたが、その中では3回の昇格争いと、3回の残留争いも経験しました。
同じと言っては失礼ですが、正直色々な状況の立場を経験してきているという自負はあります。
だからこそ、とにかく来年に繋がるシーズンにして締めくくって欲しいと思うばかりです。
少し出過ぎた内容で失礼しました。
さあ、今週末はアウェーでバイエルン戦だ。
宇佐美選手にとっては古巣への帰還ですので。
やってくれるはずですから、注目してください。
「頑張るときはいつも今」