第二章。
19日朝。
ピピピ ピピピ ピピピ・・・。
携帯のアラームが鳴り、ゆっくりと夢の世界から現実へと目覚める俺。
眠い目をこすりながら朝食会場へ。
朝食会場に入り、周りを見渡した。
・・・な、な、なんじゃこりゃ~!!(松田優作風に。)
目の前には寿司ボンバーこと高原直泰氏、ボンバーこと中澤佑二氏、スイスで活躍する中田浩二氏、元祖イケメンJリーガー川口能活氏などそうそうたる顔ぶれが。
こんな中に俺はいていいのか?
うん、大丈夫だ、ビビるんじゃねぇ、キン○マついとんのか。(清原が藤川球児に言った感じで。)
ハッと我にかえり、そこからはみんなが俺に抱いてるイメージのように、やんちゃに、且つみんなの顔色を探りながら会話を楽しんだ。
うん、もちろん朝ご飯に何を食べたかなんて覚えてないよ。
午前9時、ミーツ。
いよいよ岡田監督との対面。
攻撃的左サイドバックなので最前列左端に陣取る俺。
テクテクテク・・・と足音。
うんうん、外見、イメージ通り。
しかしミーツが進むにつれ、俺がTV等を見て持っていた岡田監督に対するイメージは変わっていく。
それはやはり大阪弁だからなのか!?
いーや、違う、あれは岡田監督の話術、そう、岡田マジックだ。
岡田監督の言いたいことがすごく伝わってきた。
しまいにはばんどうサンをイジり笑いもとる。
30分くらいのミーツだが、岡田監督の話に30分間まるまるすごく吸い込まれた。
ダイソンの掃除機か、キン肉マンに出てくる超人ブラックホールかってところか。
11時半、練習試合。
みんなすごく上手かった。
中村憲剛氏は走ればドンピシャで、欲しいタイミングでパスがくるのですごかった。
結局試合には1試合目の後半、2試合目の前半と出場した。
まだまだだと感じると同時に、もうちょっとクオリティーをあげればいける。という風にも思った。
サッカーを必死でしていると本当に時間が経つのが早い。
言葉では表すことができないが、俺の体は確かに感じた。
1月15日からまた代表候補のキャンプがある。
安田理大、飛躍しちゃうよ。
<あとがき>
最後の練習試合からはブログのペース失速やな。
まるで後半の最後に体力が切れる俺のよう。
おーい、言いすぎや俺。笑
ほんまは手が疲れたって事、思考回路が回らんくなった事、明日天皇杯って事とかが重なって尻つぼみ気味になりました。
さぁーせん。。
さぁ明日は大事な天皇杯。
しっかり寝て準備しよかな。
みんな明日は長居スタジアムに向かって叫んで下さい。
「いったれぇ、安田ぁ~!!」って。
あっ、後みんな誕生日おめでとうメールいっぱいありがとうございます。
20歳になり大人の仲間入りした安田理大を、これからもどうか宜しくお願いします。