太平洋を眼下に緑に囲まれた旅館「海泉閣」
女川町勤労青少年センターと第一保育所にての
支援活動を終え、
全ての皆さんに焼き芋をお配りしましたが
沢山おいもを持っていったので、折角なので近くの他の避難所へも
お持ちしたいと思い、青少年センターの方にご紹介頂き、
旅館が避難所になっているという「海泉閣」へいきました!
南三陸国金華山国定公園 漢方効仙薬湯の旅館「海泉閣」は
太平洋を一望しながら漢方効仙薬湯に入れる旅館です。
高台にあるので、震災から約100名の方が避難されています。
中国四千年の古来から伝わる漢方効仙薬湯と
地元の新鮮な海の幸、山の幸、地酒が楽しめる宿。
旅館は無事でしたが・・・
現在は、近隣のみなさんが避難生活を送られています。
丁度、夕方過ぎで
被災者の方々が震災にあった自宅の片付けや瓦礫の片付けから
戻って来た所でした。
永尾社長も焼き芋1本1本を一人一人に励ましの言葉と
共にお渡ししました。
焼き芋を入れる袋が本日持って行った分が無くなってしまったので
みなさんがエプロンを袋代わりにしてくれました。
まるで・・・餅まきならぬ・・・芋まき(笑)のようです。
旅館の外では、炊き出しようの火が焚かれて
男性のみなさんが火の番をしています。
焼き芋をお配りすると・・・
炊き出しの網の上に乗せ、熱々にして食べてくれました。
「これが本当の焼き芋だな~~」と笑顔がこぼれていました。
こちらでも沢山のありがとう。と笑顔を頂きました。
支援に行った全員が感じたことですが
本当に大変な目に遭っているのに、皆さん笑顔を取り戻し
前向きに生きられていることに私たちも更にもっともっと頑張らないと
いけないと思いました。
さつまいもの持つ計り知れない笑顔パワーを体感した一日でした。
帰り道・・・・
見下ろす町並みは・・・瓦礫の山・・・・・
早く復興し、また海泉閣へ沢山のお客様が来る事を願っています。
ほっこり支援メンバー全員が、「今度来るときは、必ず海泉閣へ泊ろう!」と誓いました。