復興支援活動第3弾!決定致しました!
今回は、上方の庶民に親しまれ生まれた「お好み焼」「たこ焼」の粉文化を上方から
全世界に普及させ、後世に継承することを目的として発足した
「上方お好み焼たこ焼協同組合」が
被災地の皆様に、本場大阪のコナモンを是非食べて頂き、
少しでもお役に立ち又心安らぐひと時と元気をご提供したいと思いまして、
今回は、大阪名物のたこ焼・お好み焼の名店の組合員10社が集結し、
たこ焼1000人前 お好み焼1000人前を用意して、
上方お好み焼・たこ焼協同組合特製「元気焼き」を振舞わせて頂きます。
※日時 5月22日(日)
11:00~15:00 宮城県牡鹿郡女川町 女川町第一小学校にて
組合員10社と賛助会員4社が今回の復興支援活動に是非参加したいと
各企業の社長・幹部の皆様自らが現地に行き、支援活動させていただきます。
また、先月(4月25日)に、大阪道頓堀にOPENしました
「道頓堀コナモンミュージアム」で大人気のロウサンプル教室も開催いたします!
大阪80年の歴史を持つロウサンプルの技を見ていただきながら、
一緒にオリジナルの「たこ焼ロウサンプル」作りを体験していただき
お子様にも楽しいひと時を過ごしていただけたらと思っております。
道頓堀コナモンミュージアム http://www.shirohato.com/konamon-m/index.html
特製「元気焼き」で皆様に大阪より元気をお届けいたします。
女川町総合体育館にも、避難生活を送っている沢山の子ども達がいます。
避難されている方が
「毎年、子どもの日には横の山に鯉のぼりを、ずら~~~っと何匹も泳がせるんだけど
今年はこんなことになってしまったから・・・・
鯉のぼりも流されてしまって・・・
それでも祝いだから、見つかった鯉のぼりをきれいに洗って上げてるのさ~」と
話してくれました。
この山に、毎年20~30匹の鯉のぼりが、元気よく泳いでいました。
今年は・・・
体育館の正面上に、泳いでいます。
明るく、強く、この震災を乗り越えて元気に育てと泳いでいます。
あの日まで、私達は昨日、今日見てきた町の中で暮らしていた子供達
大変な経験を乗り越え、子供達は笑顔で懸命に暮らしていました。
お子さんが2人いるお母さんのお話。
「子供が2人いて、小学校の高学年と低学年。
低学年は授業が終わるのが早く、下の子供と自宅にいて
震災に遭いました。
すぐに、子供と一緒に近所の人達と高台に走ったのですが・・・
気づいたら・・・・子供がいなかったんです。
津波に流されてしまったんですね。。。。
高学年のお姉ちゃんは学校にいて無事でした」と・・・
悲しみを見せずに穏やかに話をしてくれていることに
胸が締め付けられる気持ちでした。
自分の前から突然、愛するお子様が居なくなることが
どんなに悲しいことか。
こどもの日を一緒に祝ってあげたかったと思います。
掛ける言葉はなかなか見つかりませんが・・・
「おいもを食べて元気だしてくださいね」とお伝えしました。
亡くなったお子さんも、今日はこどもの日です。
生き残った子供達が
大きな焼き芋を頬張り、無邪気な笑顔が
私たちにも元気とパワーをくれました。
子供達にとって
忘れることのない「こどもの日」になったと思います。
私たちほっこり支援メンバーも、忘れる事のない「こどもの日」になりました。
笑顔をありがとう。
東京より前日の夜行バスにて仙台へ向った
ブランドディレクション本部 菊池も朝5時半に仙台へ無事に着き
ホッコリ支援メンバーが宿泊しているホテルにて合流。
朝6時にホテルを出発!
昨日と同じ町並みを見ながら・・・
途中、女川町の少し高台に上がりました。
高台に上がると、女川町立病院が立ってます。
ここは海抜16m。
津波はこの病院の2階まで押し寄せてきました。
信じられません。。。
町の方もここまで来ると本当に思っていなかったそうです。
3階立ての建物を軽々と飛び越え、ギシギシ、バリバリ・・・と
音を立てて町のすべてを飲み込み押し寄せたことが
わかります。よく見ると・・・・
大きな建物が倒れ、市場も骨組みしか残っていません。
外に出ると・・・魚の臭いが立ち込めていました。。。。。
もしも、この車に乗ってた方がいたら・・・
ご無事であったことを祈るばかりです。
目を背けてはいけない惨状を白ハトグループの代表メンバーとして
目に焼きつけました。
合掌。
女川町総合体育館へ
本日は、900名が避難されているという事で
ほっこり支援メンバーも着いた直ぐからチームワークよく準備です!
白ハトグループのすごさは、いつもは別々の部署で仕事をしている
スタッフが集まっても、すぐにチームワークよくひとつになれる事!
今回の復興支援活動第2弾でお持ちさせて頂いた焼き芋は
茨城県産の「紅こがね」です。
昨年の秋に収穫し、専用の石蔵倉庫で甘さが増すまで4~6ヶ月間
熟成貯蔵して、焼き芋専用の石焼き遠赤外線でじ~っくり焼き上げた
紅こがね焼き芋。
中は琥珀色の輝くほどのホクホク&しっとりとした焼き上がりに。
この焼き芋が、仙台駅や銀座三越などで売っていることを
知った皆さんは驚かれていました。
また、女川町のみなさんもよく利用されている
スーパーでも白ハトグループの大学芋が売られていたこと。
「え~~!大学芋、よく買って食べてたよ~」
「そこの会社なのね~」
「銀座で売っている焼き芋を食べれるなんて~~嬉しい!」と
みなさん大変喜んでくれました!
喜んで頂き、長い時間待っていただきありがとうございます。
体育館の2階に避難されている方が、
「放送で焼き芋を配ると聞いて、まだ時間じゃないけど降りてきたよ」
一番に並んでくれました。
焼き芋を受け取って、焼きたてをその場で食べてくれました。
「本当にあま~~い!」
「美味しすぎですね!」の声を沢山いただき、
焼き担当の焼き芋ブラザーズもドンドン焼いてます。
日頃は、工場でらぽっぽやスーパーで販売している
スイートポテトや大学芋を作っている副工場長も
この日ばかりは焼き芋おじさん(笑)
工場の中では経験できない事に心から感謝し楽しんで
皆さんに元気と笑顔を・・・・
今回も上海の「くくる」現地スタッフより
是非、被災地へと☆千羽鶴☆を預かりました。
中国人スタッフが、自分達にも何かできなか?と考えて
10名で休憩時間などを利用して一生懸命に折ってくれました。
折った鶴にはメッセージも入れてくれて
思いが沢山詰まった、千羽鶴です。
白ハトグループでは、日本、海外全ての従業員が
思いをひとつにして、早く復興出来るように自分たちの出来ることで
復興支援活動をし続けます。
女川町勤労青少年センターと第一保育所にての
支援活動を終え、
全ての皆さんに焼き芋をお配りしましたが
沢山おいもを持っていったので、折角なので近くの他の避難所へも
お持ちしたいと思い、青少年センターの方にご紹介頂き、
旅館が避難所になっているという「海泉閣」へいきました!
南三陸国金華山国定公園 漢方効仙薬湯の旅館「海泉閣」は
太平洋を一望しながら漢方効仙薬湯に入れる旅館です。
高台にあるので、震災から約100名の方が避難されています。
中国四千年の古来から伝わる漢方効仙薬湯と
地元の新鮮な海の幸、山の幸、地酒が楽しめる宿。
旅館は無事でしたが・・・
現在は、近隣のみなさんが避難生活を送られています。
丁度、夕方過ぎで
被災者の方々が震災にあった自宅の片付けや瓦礫の片付けから
戻って来た所でした。
永尾社長も焼き芋1本1本を一人一人に励ましの言葉と
共にお渡ししました。
焼き芋を入れる袋が本日持って行った分が無くなってしまったので
みなさんがエプロンを袋代わりにしてくれました。
まるで・・・餅まきならぬ・・・芋まき(笑)のようです。
旅館の外では、炊き出しようの火が焚かれて
男性のみなさんが火の番をしています。
焼き芋をお配りすると・・・
炊き出しの網の上に乗せ、熱々にして食べてくれました。
「これが本当の焼き芋だな~~」と笑顔がこぼれていました。
こちらでも沢山のありがとう。と笑顔を頂きました。
支援に行った全員が感じたことですが
本当に大変な目に遭っているのに、皆さん笑顔を取り戻し
前向きに生きられていることに私たちも更にもっともっと頑張らないと
いけないと思いました。
さつまいもの持つ計り知れない笑顔パワーを体感した一日でした。
帰り道・・・・
見下ろす町並みは・・・瓦礫の山・・・・・
早く復興し、また海泉閣へ沢山のお客様が来る事を願っています。
ほっこり支援メンバー全員が、「今度来るときは、必ず海泉閣へ泊ろう!」と誓いました。
ほっこり支援メンバーは、仙台から石巻を通り女川町に入りました。
女川町に入って、目の前に見えた光景は・・・
今までTVで見ていた以上の惨状に
一同絶句・・・・・
一面に広がる瓦礫の山・・・・
倒れた家・・・・
あの日・・・・一瞬にして女川の町を飲み込んだ津波
本当に想像以上でした。
多くの人命が失われたこと心よりご冥福をお祈りいたします。
改めて私達の来た役割を全員が心に刻み
おいもで少しでも被災者の方が
ほっこり元気になって頂ける様に、おいもに思いと笑顔を込めて
焼き芋を焼けるのを楽しみに沢山の方がお並び頂きました。
その中で3人の子どもが来て、
「家族にもあげたいので7本いいですか?」と家族のために
並んで焼き芋を貰いに来ていました。
子ども達もお友達を亡くしたりしているのに懸命に笑顔で頑張って
暮していることを感じました。
60代の女性とのお話。
「震災の当日・・・
ご主人と自宅にいて震災に遭われ、津波が来るので
ご主人が運転する軽トラックに乗り、高台の方へ避難。
その際、後ろからご近所の家族も車で来ているのを確認していたが
気付いたら後ろには車がなかったので、ご主人は奥さんを降ろし、
津波が来ているにも関わらず、自宅の方へ車を走らせてその家族を探し。
探しに行ったまま・・・ご主人とは会っていない」と話されていました。
その家族とも。。。。。まだ会っていないと。。。。
あの日のことを話してくれていました。
気丈に涙も見せずに・・・・
ほっこり支援メンバーが
「一緒に前を向いて頑張っていきましょうね!」と声をお掛けすると
笑顔で「そうですね!一生懸命生きていかないと。」と言いながら
焼き芋を受け取ってくれました。
早くご主人が見つかる事を、心から祈っています。
勤労青少年センターにはお風呂がないので、
自衛隊が別の避難所に作ったお風呂場まで
15人乗りのマイクロバスが運行しています。
みなさん1ヶ月ぶりにお風呂へ入れたと喜んでいました。
私たちも毎日の当たり前なコトに、感謝の気持を忘れてはいけないと
思います。
私たちの他にも関西からお医者さんや看護婦さんもいらっしゃてました。
震災で入れ歯が無くなったり、壊れたりしている方の治療をされています。
他に、按摩さん4名がボランティアで避難生活をされている被災者の体を
癒すために按摩と足湯でマッサージをしてあげています。
ほっこり支援号の他にも関西や他の地域からも沢山のボランティアの方が
来ています。
全国のみなさんが、それぞれの出来ることで・・・・
歯医者さんは、入れ歯を直すことで、美味しい食事が出来るように。
按摩さんは、皆さんのマッサージをすることで、疲れを取りリラックスするように。
おいもやさんの白ハトグループは、あま~い焼き芋を食べていただくことで
お腹と心をほっこり元気に笑顔になっていただけるように。
白ハトグループに出来ること。
今日も沢山の笑顔とありがとうを頂きました。
復興支援第1弾は、営業スタッフがメインで行いましたが
今回は、GWということもあり、お休みを利用してボランティアで参加できる
スタッフを社内より募集しました!!
お休みを利用してボランティアで参加したい!と
白ハト本部スタッフ、商品を製造している神戸工場、門真工場スタッフ、
東京営業所スタッフ総勢12名が希望し
明日、明後日と宮城県牡鹿郡女川町へ
ほっこりあま~い焼き芋と笑顔をお届けに行きます。
5月4日13:30~
女川町勤労青少年センター
女川町第一保育所(避難者数計245名)
5月5日10:00~
女川町総合体育館(避難者数900名)
いろんな部署より参加し、自らが現地で復興支援活動を体感して
自分の家族や仕事の仲間にしっかりと感じたことを伝え
今、当たり前に感じている自分達の仕事に対し、
改めて感謝して役割を果たしていきたいと思います。
GWもお店や工場で頑張ってくれているスタッフの思いも一緒に
白ハトの代表として、おいもと笑顔とお届けしてきます。