ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan
September 2015

09/30/2015

“一見”を提供するクラブへ。

最近学生さんたちの前で喋る機会をいただくことが増えてきました。

またブンデスリーガの解説や、サッカー番組へも呼んでいただけるようになってきました。

数年前から考えれば、また飛躍的な進歩を遂げていると感じています。

自分でもボクはお喋りだとは思っています。

その特徴を活かした情報発信をしていこうと思ってやってきたことが、徐々に仕事になってきたのかな、とは思っています。

その一方で、ボクの伝えたいことは、まだまだその100分の1も伝えきれていないという思いもあります。

良くボクは「百聞は一見に如かず」という言葉を使いますが、常日頃から“自分が実際に経験すること”の重要性を感じていまして。

ドイツのサッカー界の話やボクのやってきたことも含めて、喋るだけでは人には伝わりきらないんだろうな、と。


ならば“一見”してもらう機会を提供したいと思うのは自然な流れ。

もう4-5年前から考えていたことですが、それを実現していこうと思います。


ということで、フォルトゥナを使って新しく「マネージメント研修プログラム」をオーガナイズしていくことにします。

具体的には、ブンデスリーガプロクラブであるフォルトゥナが最大限協力する形で、クラブの運営を学んでいただくプログラムになります。

クラブ内にあるそれぞれのセクションの担当者が、それぞれの役割や課題、取り組みを話してくれることで、ドイツプロクラブがどのように運営されているのかをより詳しく知っていただくことが出来るようになります。

広く浅く、つまり多くのクラブを少しずつ見て周るような研修プログラムはあっても、1クラブで可能な限り掘り下げる、つまり狭く深くというものは、非常に珍しいと思います。

これを是非とも日本のサッカー界、スポーツ界にご提案していきたいなと。

サッカー関係者はもちろん、多種競技の関係者たちでもいいと思いますし、スポーツマネージメントを勉強する大学生らや専門学校の方々にも興味深い研修になるはずです。

外国クラブの日本デスクとして8年目を迎えたボクの現在地がここであり、ここまでに培った経験や信頼を最大限に発揮するプロジェクトになります。


今回は出張中にいろいろなところでこの経験の話をさせていただきました。

多くのポジティブな反応があったことを嬉しく思うと共に、しっかりと実現していきたいなと。

ということで、このブログを読み、ご興味いただける方は、是非以下までお問い合わせください。

またはお知り合いの方で是非ご紹介したいという方がいれば、拡散の方をお願いいたします。

メールアドレス: info@setags.jp
担当: 瀬田元吾


日本サッカー界にとって、フォルトゥナがオンリーワンのクラブになっていくために、また新たなステージでのボクの挑戦が始まります。

皆様のお問い合わせをお待ちしております。

よろしくお願いいたします!

「頑張るときはいつも今」

09/26/2015

Foot!に出演^^

昨日はJSPORTSさんのサッカー番組「Foot!」に出演させていただきました。

ドイツサッカークラブの運営をテーマにしていろいろお話してきました。

それにしても...

おでこ光ってるし、ネクタイ曲がってるし、喋りはカミカミだし。。。

なんか反省点多いなぁ。


でもこういう機会をいただけることに感謝です。

事後報告ですいません。

次は事前報告を心掛けます。


それでは週末、地方へ出張いってきまー( ´ ▽ ` )ノ

「頑張るときはいつも今」

09/24/2015

サッカーマガジンZONE。

最新号が発売になりました。

今年に入って、2ヶ月に1回ペースでコラムを書かせてもらっています。

今回は「ビジネス・教育両面を兼ね備えたドイツ育成改革」というテーマです。

是非、チェックしてみてください。

「頑張るときはいつも今」

解説ちう。

ただいま日本出張中。

ドイツ時間で営業中。


昨日はJSPORTSさんで、ブンデスリーガの試合のヘルタ・ベルリン(原口) vs ケルン(大迫、長澤*) *ベンチ外 で解説を務めてきました。

ちなみにその数日前にも、ハンブルガーSV(酒井高)vsフランクフルト(長谷部)を担当してきましたよ。

それから、来週月曜日の深夜にももう一本。

ドルトムント(香川)vsダルムシュタットの一戦を担当させていただきます。

詳しくは、こちら。
http://www.jsports.co.jp/program_guide/57176.html


日本にいながら、ドイツの仕事もすることが出来るなんて幸せなことですね。

しかも、ブンデスリーガの解説なんて本当に光栄なことです。

とってもありがたいことです。

さて、シルバーウィークも終わりました。

日本出張も後半戦突入です。

今日は営業からの、パネルディスカッションイベントに参加ですよ!

日本の皆さんに、ドイツの風を吹かせてきます。

「頑張るときはいつも今」

09/20/2015

日本サッカーの父。

日本サッカーの父と呼ばれたディトマール・クラマーさんが、90歳で永眠されました。

日本サッカーの礎を築いてくださった偉大な方であり、日本の指導者を辿ると必ず最後はクラマーさんに行き着くのではないかと言われるほど。

もちろん日本とドイツのサッカー界で生きるボクにとっては、当然特別な存在でして。


そんなクラマーさんとの思い出を少し紹介します。

今から1年半前、福岡で開催されているクラマー杯という大会のために、クラマーさんが来日され、光栄なことにそこで通訳をさせていただいたんです。

たった4日間でしたが、様々なインスピレーションを受けました。

中でも、当時89歳にして、

「私は今ももっと成長したいと思っている」

とおっしゃっていたことには衝撃を受けました。

また、体調に気を使う周りの人たちに感謝しつつ、

「自分は指導のために日本に来た。気を使ってくれるのは嬉しいが、もっとグラウンドに立たせてくれ」

という発言には、頭が下がりました。


夜のレセプションに向けて、一度お部屋に戻り休んでいただいたときも、来場者のために1枚1枚丁寧にサインカードにサインを書き続け、お休みされることはありませんでした。


レセプションでは、多くの方々との写真撮影に応じていましたが、もはやご自分一人では立っていられない状態に。

それでも用意された椅子には座らず、

「みなさんが立っているのに座るのは失礼」

と、奥様に支えられながら、すべての撮影に対応されている姿には感銘を受けました。

そんなクラマーさんは、自分の体調をよく理解した上で、

「これが最後の海外旅行になるだろう。だから最後は日本を選んだんだ。日本は私にとって第二の祖国だから」

とおっしゃっていました。

そんな機会に通訳を務めさせていただけたことは本当に光栄なことであり、そして掛け替えのない経験となったことは言うまでもありません。


「サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にする」

というクラマーさんの有名な言葉がありますが、実際にそれをクラマーさんの口から聞く機会もありました。

そんな言葉も含めて、上記のような話を、すべてドイツ語で伺うことが出来たこと。

通訳を介してではなく、ご本人のお言葉を理解することが出来たことは、ドイツ語習得して本当に良かったと感じる機会となりました。

ちなみに、おそらくドイツ語が分からない方は誰も知らないことですが、クラマーさんは誰と喋るときも、常に敬語を使われていました。

それはボクに対してもです。

ドイツと日本をまたにかけて仕事をしているボクにとっては、クラマーさんは日独を繋いだまさにパイオニアな存在。


「Machen Sie weiter(これからも続けていってください)」

その言葉を胸に、受け取ったバトンを持って、これからもしっかりと続けていきます。

クラマーさんのご冥福を心よりお祈り申しあげます。

「頑張るときはいつも今」

09/18/2015

ビリギャル。

ただいま、ジャパン!

昨日夜、無事日本に帰国しました!


飛行機は混んでいましたが、デュッセルドルフから成田への直行便はありがたいです。

夕方までオフィスで仕事して、帰って準備して空港行って(空港までは自宅から10分!笑)、ピューンでした。

限られた滞在時間なので、体調管理をしっかりしながら、充実した出張にしたいと思います。

ちなみに機内では、ターミネーター、アベンジャーズ、ビリギャルを鑑賞しました。

正直、ビリギャルで涙しちゃいました。


勉強してなかったので自業自得ではありますが、ボクも受験勉強では落ちこぼれでした。

高3の8月の模試で英語の偏差値は30台でしたし、11月の模試では数Ⅱで8点取りましたし、12月の最後の模試で筑波大合格E判定(20%以下)でしたから。

よく受かったなぁと、今でも思いますが、この映画を見てて、当時の気持ちが蘇りました。


受験勉強中、ボクは親に一度も「勉強しなさい」とか「頑張れ」とか言われませんでしたが、当時親はどんな気持ちでボクを見ていたんだろうと。

そんなことが気になりました。


映画のワンシーンで、主人公の女の子が学校の授業を寝まくって親を呼び出されるシーンがあるんです。

ボクもちょっと似た経験があって。

母校学習院は、大学まである一貫校だったんで、受験して他大学に行く人は少数派だったんです。

で、高3の後半は、みんなは大学進学にための実力試験の勉強になっていくんですが。

でもセンター試験の勉強をしてたボクには、選択外の教科はただただ不要だったので、授業は寝まくってたんです。

そしたらある日、担任から親に電話が入りまして。

「瀬田くんが最近授業を寝てばかりで。体調が心配です」

と。

怒られるんじゃなくて、心配してくれた担任の先生。

ほんとありがたい存在ですよね。


実はこの話、今年の3月に母校学習院で講演をしたときにしたんです、今も当時の担任の先生がいたので。

まあ、先生覚えてなかったですけどー苦笑


で、この話を、帰宅して早々、親にしてみたんです、その電話覚えてる?って。


「そーだっけ?覚えてない」

だそうです...苦笑


まあそんなもんですね。

でもまあ、そうやって周りの支えがあって、ボクも奇跡的に筑波大に現役合格出来たんです。

今からもう、17年近く前のお話でした。


さあ今日から日本で精力的に頑張ります。

ちなみにドイツでは、今夜フォルトゥナが首位ボーフムと対戦します。

これは気になりますが、日本からパワーを送ることにします!

ということで、まず最初の敵は時差ボケ!笑

「頑張るときはいつも今」

09/15/2015

日本出張まえ。

慌ただしい日々ですが、週末にフォルトゥナがようやく今季初勝利を収めてくれました。

これまでの鬱憤をはらすような3-0の快勝。

一喜一憂しないように、なんて言いながら、素直にテンションは上がってしまっておりました。

それだけで次の一週間がこんなに気分が良いのですから困ったものです。

アリーナオフィスでのランチは、スタンドで日光浴しながらですから、これまた格別です。

そして、明日の仕事が終わったら、夜便で日本出張です。

今回もJSPORTSさんでブンデスリーガの解説を3回ほど担当させていただきます。

まずは9月19日(土)00:54からの、ハンブルガーSV(酒井高) vs フランクフルト(長谷部)です。

深夜ですが、お時間がある方は是非チェックお願いします。

詳細はこちら。
http://www.jsports.co.jp/program_guide/57165.html

その他にもまたいろいろな予定を詰め込んでおります。

また新しい取り組みも提案する予定なので、どうなっていくか楽しみです!


“一喜一憂”しないように気をつけながらですけどね。

それでは皆さんも良い1週間を。

「頑張るときはいつも今」

09/06/2015

一見+百聞の価値。

金曜日の朝、フォルトゥナには日本の大学生らの姿がありました。

愛知県より名城大学の学生さんが訪問してくれまして。

同大学の教授の方とのご縁で昨年から始まった訪問ですが、今年6月にはボクが日本の大学へお邪魔するなど、縁は深まってきています。


教授とボクの共通の思いは、学生さんたちに世界の広さを知ってもらうこと。

そして可能性は限りなく多くあり、そういうところで仕事をしている日本人がすでにいるということです。


社会に出る前の大学生は、 就職活動を控え、働くとは何かを考えている年頃。

OB・OG周りなどをして、セミナーに足を運び、いろんな話を聞いて情報収集をしているはず。


でも一番大事なのは、目で見て肌で感じてもらうこと。

だから、フォルトゥナまで来てもらい、ESPRITアリーナを感じてもらいまして。

その上で、ボクから“百聞”を与える意味で、約2時間の講義をやらせていただきました。

どれだけ日本で喋らせてもらっても、現場で喋る説得力に勝るものはありません。

うちのアリーナの中にあるオフィスでの講義ですから、ここを生で感じながら聞いてもらえるんですもん。

まさに、百聞+一見ですからね、こりゃ価値も上がっちゃいますよ。

ということでいつも通りではありますが、熱弁させていただきました。

こうやってフォルトゥナに日本からのお客さんが来てくれることはとても嬉しいこと。

このクラブを知ってもらうきっかけになるし、クラブの中に対しても日本から知ってもらうきっかけが増えていることをアピール出来ますからね^^

とにかく真剣な眼差しで話を聞いてくれた学生さんたちと教授に、心から感謝です。

今週末は代表ウィークのため、リーグ戦はありません。

5試合勝ち星なしの18位に沈んでいるフォルトゥナですが、伸びる前にはしゃがむもの。

こっから爆発しますからね。

そうなると信じています。

今週末は充電して、また明日良いスタートを切ろうと思います。


日曜日のブログでした。

「頑張るときはいつも今」

09/03/2015

現場主義。

昨日は日本からサッカー関係の後輩が来ていたので、うちのクラブを案内した後、レバークーゼンへ。

レバークーゼンU14 vs フォルトゥナU14

生で見るとやっぱり感じることってたくさんありますよね。

しかも、公式戦はまた練習とも違いますから。


指導者を目指す立場ではないですが、やはり現場を見ることは大事。

人聞きなんて信頼度低いですもんね。


ドイツサッカーのエキスパートになっていくためにも、自分の目を信じて、もっともっといろいろなものを見ていきます。

いい刺激でした。


「頑張るときはいつも今」

09/02/2015

動く働く動く。

日本は雨が続いているようですね。

こちらは秋晴れが続いています。

でも9月に入り、暗くなるのが早くなってきていますし、気温も下がってきています。

そんな中ですが、9月後半は2週間弱日本出張を予定しています。

いろいろ思い通りにいかない状況ではありますが、待っていても何もやってきませんから。

準備したら動く。

動く働く動く。


待っていて次々仕事が飛び込んでくるような価値はまだありません。

だからこそ分から積極的に行動していきます。

これまでがそうだったようにこれからもそうしていきます。


ちなみに今回は、JSPORTSさんで3回ブンデスリーガの解説をやらせていただく予定です。

また詳細が分かったら皆さんに報告させてください。

「頑張るときはいつも今」