日本が大雪だったというニュースを見ましたが。
こちらもようやく冬らしくなってきました。
まあ、本当は暖冬のままでよかったのですが。
ここ数日、最低気温がマイナス6度くらいまで下がってます。
日中は1、2度くらいでしょうか。
どばっとは降りませんが、それでも雪が舞うこともしばしばです。
でもそういう空模様を見ていると、11年前にドイツに来たころを思い出します。
あと1週間ちょっと(1月29日)でボクのドイツ生活は12年目に突入するのですが。
振り返ると、ちょうど11年前の今頃はワーキングホリデーのビザを取得したころでした。
あとはドイツに向けて飛び立つ準備をしてましたが、何よりもワクワクした気持ちでいっぱいだったことを覚えています。
あのころはドイツにサッカーしに行くなんて時代遅れに思われていたし、というかまだアマチュアでの海外挑戦はマイナーなトライでしたから。
情報も少なかったし、どうしたらいいかよくわかりませんでした。
いま思えば、そんな環境がボクを追い込んでくれましたし、そのお陰で生きる力が付いたし、感謝です。
便利とはすごくありがたいものですが、時に人間の思考能力やハングリー精神を削いでしまいます。
いまの時代、電気があってネットがあって、なんでもできちゃうのが当たり前ですが。
それに頼りすぎていると、本当の生きる力を失ってしまいます。
停電になったら、電気がなくてネットも使えなかったら。
自分で判断し行動しなくちゃならなくなったとき、決断して自分の責任で行動できるか。
そういうことができなくなってる人が、意外と多いのではないかなと。
別にボクにそういう力が十分あるとは思っていません。
でも、少なくともこの11年間で、日本では得られない経験をしてきたし、恐れても挑んできた自負はあります。
まだまだトライをやめてはいけないと思うし、それを続けていくことは、人間力を上げていくことだとも思います。
なんか今日は真面目なことを書いていますが。
この年になっても1年を早いとは全く思わないし、日々奮闘している実感がある。
これって単純に人間として幸せなことだなぁって。
自分を高めたいっていう感情は、他の動物にはない、人間だけが持つ特殊能力ですから。
日々を平凡に感じ、当たり前のように毎日が過ぎていき、1年を早いと感じてしまう。
それってとってももったいないし、寂しいこと思います。
だから、今日も朝からジム行って、独りライザップやって(笑)、仕事に行ってトライトライトライです!
そんな積み重ねは、振り返ったとき、色濃い記憶として残ってくれますから。
凍てつく寒さの中、雪がチラつく空を見てると、そんなことを思うドイツでの、独り言でした。
よし、今日も笑顔で行ってきます。
↑ある日本人学校の子供が描いてくれた11年前の(フォルトゥナサテライトで2番を付けていた時代の)ボク:-)
「頑張るときはいつも今」