ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan
March 2017

03/23/2017

八千代高校サッカー部ドイツオランダ遠征5日目。

今日は午前の練習後、制服に着替えてバスに乗り込みまして。

向かった先は、デュッセルドルフ市庁舎。

そう、今日は市長を表敬訪問するという大役の日。

千葉県とデュッセルドルフ市はもう10年以上前からパートナーシップを結んでいます。

そんな関係もあり、八千代高校サッカー部のドイツ遠征が行われているので。

今回は日本の千葉県の代表として、昨年に続き2回目となる表敬訪問となったのです。


とは言え、想像していなかったほどしっかりとしたレセプションに選手はびっくり。

市長は千葉県のことをよく知っていて、昨年に続き、今年も来日するんだそう。

デュッセルドルフのアピールもいっぱいされてました。

八千代高校からは代表で鈴木くんがスピーチ。

しっかり準備してきたドイツ語のスピーチだったので、市長らはびっくり。

「素晴らしい!」のお言葉をもらえて、ようやくみんなも貴重な面持ちが笑顔になりました。

最後はみんなで一緒に記念撮影し、市庁舎をあとにしました。

デュッセルドルフ市内での自由時間は、思い思いに行動。

ドイツ料理屋のおじさんと仲良くなったり。
(彼はボクの友人の元プロサッカー選手で、「日本人の子達と写メを撮ったよー」と連絡あり)

そんな時間を楽しんだ選手たちは、再びバスに乗り込み、一路ドルトムントへ。

目的はドイツ代vsイングランド代表の試合観戦ですが。

その前にドルトムントファンショップでお買い物です^^

試合の方は、この夏にヴィッセル神戸に移籍するポドルスキのドイツ代表引退試合ということで、盛大なセレモニーが行われました。

近くのおじさんと仲良くなり、ドイツ代表に声援を送る選手たち。

こんな国際交流もサッカー遠征の醍醐味です。

試合はポドルスキの強烈なミドルシュートでドイツ代表が1-0の勝利。

これでもかってくらいのスーパースターの凄さを目撃し、圧倒されたとともに、最高の刺激を受けたのでした。


そして八千代BOYSは明日からは4連戦。

ここまで2連敗ですが、明日は強敵のボーフムが相手。

金星をあげるために、全力で戦ってきます!

ひとまず、今日はお疲れ様でした。

「頑張るときはいつも今」

清水エスパルスU18ドイツオランダ遠征5日目。

今日はこの遠征のワンブレイクデー。

スパイクは履かずに五感をフルに使ってドイツサッカーを感じる日です。

朝の散歩から朝食を済ませ、早速バスに乗り込み、向かった先はシャルケ04。

そこでは明日に控えるハノーファーとのチャリティマッチに向けて、怪我明けの選手らが中心のトレーニングが行われていました。

そんな静岡BOYSのお目当てはもちろん、静岡の大先輩である内田篤人選手!

元オランダ代表FWフンテラールなどと一緒にトレーニングをしていましたが、練習後に挨拶に来てくれました。

談笑しながらサインや写真撮影にも応じてくれて、選手一同みんな目がキラキラでした!

内田選手に別れを告げて向かったのはシャルケのスタジアムツアーへ。

毎回6万人超えの収容をするVELTINSアリーナに感動。

いつか内田選手の試合を見にきたいなと思った選手も少なくないはずです。


一行はそんなシャルケに別れを告げて、次の目的地であるドルトムントへ。

この日はドイツ代表vsイングランド代表の試合が行われるため、それを観戦することが目的。

でもその前に向かったのはドルトムントのファンショップ。

ドルトムントは香川真司選手が活躍するクラブですから。

本来ならシャルケからのドルトムントなんて、タブーなハシゴですが、日本からやって来たんだから、それも今日はOKですよね。


しっかりお土産を買い込み、大満足の一行は、いよいよスタジアムの中へ。

今日の試合は、ポドルスキのドイツ代表引退試合でもあったので、会場はポドルスキムード一色。

セレモニーも感動的で、この選手がこの夏から日本で見られるわけで、選手たちも興奮気味。

そんな試合はなんと、そのポドルスキの超豪快ミドルシュートでドイツが1-0の勝利。

こんな出来過ぎなことってありますか?と言わんばかり。

ポドルスキがドイツサッカーの歴史の1ページになっただけでなく、伝説の1つになった瞬間の目撃者となったのでした。


そんな貴重な瞬間に立ち会えた選手たち。

明日からはこの遠征の後半戦です。

マインツU19、レヴァークーゼンU19との対戦が控えているので、怪我なくしっかり戦ってきます。

今日ポドルスキから受け取ったパワーを存分に発揮してもらいましょう。

では、お疲れ様でした。

「頑張るときはいつも今」

03/22/2017

八千代高校ドイツオランダ遠征4日目。

昨日の試合でフォルトゥナU17に1-4の負けとなった八千代高校。

午前は昨日の修正点を意識しながら軽めのトレーニングを行い、次の試合に挑むことに。

この遠征2試合目の相手は、FCトゥエンテ。

2年前にも対戦したのですが、そのときは4-4の同点でした。

ということで決着をつけに挑むことに。

この日は45分2本ではなく、30分3本に変更して行うことになりました。

1本目: 0-2

2本目: 0-1

3本目: 0-1

ということで、決着は相手に軍配があがることに。

相手はスピードもパワーも一回り上で、最終的には0-4という結果になりました。

それでもこんな相手とは、日本では対戦することはありませんからね。

これも全ていい経験ですし、悔しい思いをして、また成長するチャンスを得るわけですから。

これでこの遠征で行う6試合のうち、最初の2試合は黒星。

後半戦に巻き返せるよう、一回リセットしなくては。


ちなみに明日は、千葉県とパートナーシップを結んでいるデュッセルドルフの市庁舎を訪問し、千葉県を代表して、市長に挨拶を行います。

こういう国際交流も、海外に来たときにしかできない貴重な体験。

その後にはドイツ代表vsイングランド代表の試合観戦も待ってますが、その前にしっかり大役を果たしてきてもらえればと思います。

それでは今日もお疲れ様でした。

「頑張るときはいつも今」

清水エスパルスU18ドイツオランダ遠征4日目。

今日も優れない天候ということで、また午後にはすぐに試合ということで午前中は室内練習場で体を動かしました。

そして今日はオランダへ遠征。

かつて安田選手や、ハーフナーマイク選手、そして太田宏介選手が所属したフィテッセ・アーネムと対戦です。

相手はU17ということで、年齢的には一つ下でしたが、フィジカルは全くそうは見えない選手たち。

ドイツとはまた違う、オランダのワイドなサッカーを対戦することも、また貴重な経験です。

試合は一進一退の展開も、エスパルスが先制を奪い、そのリードを守りきって、勝利。


かなりハードなコンタクトプレーを経験しましたが、それを凌いでの勝利は大きいですね。


これで4試合行われる試合のうち、2つで3-2、1-0となりました。

明日は一旦ブレイクで、シャルケへ練習見学&スタジアムツアーへ。

そして夜はポドルスキーの引退試合となる、ドイツ代表vsイングランド代表を見に、ドルトムントへ向かいます。

明日は視覚聴覚を研ぎ澄まして、ヨーロッパを感じる日にできればいいですね。

今日もお疲れ様でした。

「頑張るときはいつも今」

03/21/2017

八千代高校ドイツオランダ遠征3日目。

時差ボケもだいぶ取れてきた3日目、午前中はしっかりトレーニングを行いました。

やはりスポーツシューレは世界的にも有名なキャンプ施設ですから、とにかく環境が良い。

ホテル施設から歩いてすぐの距離に複数のトレーニンググラウンドがあり、遠征中はロッカールームも貸切です。

ミーティングルームもしっかりありますし、部屋では有料放送SKYが見れるので、サッカー見放題ってのもすごいです。


そんな3日目の八千代高校は、この遠征最初のテストマッチへ。

対戦相手はフォルトゥナU17。

八千代高校の子たちにとっては1歳年下(2000年生まれ)の子たちとの対戦となりましたが。

試合は1点ビハインドで迎えた後半、終盤に差し掛かったところでフォルトゥナに追加点。

それでもようやく1点を返し、ここから追いつければと期待したのですが...

そこからポンポンと連続失点をしてしまい、終わってみれば1-4の敗戦。

やれるプレーもあったはずですが、修正点が多く見つかる試合となりました。

明日はオランダへ行き、かつて宮市選手が所属したFCトゥエンテと対戦です。

2年前には4-4の引き分けだったので、ここでしっかり先輩の分も背負って勝利を掴んできてほしいところ。

オランダはまた、ドイツとは違ったスタイルですから、これも良い経験になるはず。

この中でまた成長のきっかけを掴んできてほしいですね。

まずは1試合目、お疲れ様でした。

「頑張るときはいつも今」

清水エスパルスU18ドイツオランダ遠征3日目。

今日は曇天ながら、午前中は外でトレーニングへ。

チームホテルからシャトルバスで5-10分の距離ですが、国境を超えちゃう不思議。

朝ドイツ→午前オランダ→昼ドイツ。

外国ならではの特別な経験ですね。


そして夕方は、このキャンプ最初のテストマッチです。

初戦の相手は、フォルトゥナ・デュッセルドルフU18/U19。

週末に試合があったということでサブ組中心だったようですが、それでもドイツU18代表候補とU19コソボ代表の選手は先発出場。

それ以外にも、大きかったり速かったり、海外クラブ特有のバラエティに富んだ選手たちと対戦となりました。

試合は前半の早い時間にフォルトゥナが先制することに。

それでも徐々に外国人の間合いに慣れていくと、着実に得点を重ね、エスパルスが3-1と試合をひっくり返す展開に。

その後もエスパルスのミドルシュートがクロスバーを直撃するなど惜しいシーンはあるものの、追加点は奪えない。

すると試合終盤には、再びフォルトゥナがパワーで1点を返し、3-2。

それでも最後はリードを守り切って、エスパルスがこの遠征最初の試合を勝利して終えることとなりました。

ただ、心配なのは、この試合でまた一人、怪我人が出てしまったこと。

激しい接触プレーで膝を痛めた選手がいまして...

ただでさえ怪我人が多いチーム状況なので、少し心配です。

1日も早く回復して、またプレーできることを願ってます。

3日目、お疲れ様でした。

「頑張るときはいつも今」

03/20/2017

八千代高校ドイツオランダ遠征2日目。

ドイツ・デュイスブルクの2日目もどんより空。

午前中はトレーニングとなりましたが、天然芝グラウンドは使えず、人工芝グラウンドで。

それでも移動続きだったので、ボールが使えるだけでも嬉しくなります。

いつもの練習も、景色が違うので新鮮です。

明日からは6試合続くので、ここでしっかり体をヨーロッパタイムに合わせなくては。

体を動かした後は、脳みそを動かします。

ドイツの本場のサッカーを観戦に行かなくては、ということでブンデスリーガ2部のボーフムの試合へ。

2部とは言え、1万5千人近く入った試合は、なかなかいい雰囲気。

ドイツに来て、サッカー観戦に来たのなら、食べないわけにはいかないのがこれ。

本場を体感するには、なんでもトライです。

ドイツで食べるソーセージが、なんだか美味く感じてしまうのも、きっと勘違いではないはず。

試合は1-1の引き分けでしたが、Jリーグとはまた違う迫力を肌で感じる機会となりました。


ホテルに戻ってから、夜はボク(瀬田)の講義。

この遠征が彼らにとってどれだけ価値があり、意味があり、重要なものであるかを話しました。

良い準備がどれだけ可能性を伸ばしてくれるのか、日本に戻ってからは経験出来ないものが当たり前のようにある“今”を自覚し、いっぱいトライしてほしいと伝えました。


将来の夢を聞くと、

八千代高校で試合に出れるかどうかの瀬戸際にいる自分が将来プロになりたいなんて思って良いのかな、、、

ってどこか思っちゃう自分がいて、現実的なことを口にする選手がほとんど。

でも、プロから誘われたらどうする?

と聞いて、断るといった選手は一人もいませんでした。

誰だってプロサッカー選手にはなりたいですよね。

でも物分りが良くなってきて、そんなこと自分が言ったら馬鹿にされるんじゃないかって、思っちゃってるんでしょうね。

でも大丈夫です。

ボク(36歳のおじさん)がプロを目指すより、遥かに可能性は大きいです。

16歳、17歳がプロになりたいって言っても、全くおかしくないんですから。

その代わり生半可な気持ちや努力じゃ無理ですからね。


夢は見てるうちは叶わないです。

夢を目標にして、そこまでの過程を明確にして、一つずつ達成していく。

それが出来た人だけが、“昔見ていた”夢を叶えることができるのだ、と。

でもそれは、“やっている人”にとっては目標達成のすぎないのだ、と。

少し難しい話だったと思いますが、みんな居眠りもせず、しっかり聞いてくれていたと思います。

響いたかどうかは、これからの遠征の過ごし方や、日本に戻ってからの彼らの変化を見ないとわかりませんが。

それでも、目の色が変わった選手がいたことは間違いないと思います。

そのための貴重な経験の2日はそんな感じで終了です。

親御さんが投資してくれたこの遠征を、人生のターニングポイントにするために。

YACHIYO BOYSの戦いが明日から始まります。

そのためにも、まじは時差ボケの克服ですね。

それでは。

「頑張るときはいつも今」

清水エスパルスU18ドイツオランダ遠征2日目。

今日もあいにくの天気ですが、朝は散歩からスタート。

昨夜ホテルに到着したときは真っ暗でしたが、明るい朝になってみると、ドイツの田舎町の雰囲気が少し感じられます。

そんな中を早朝散歩へ。

朝食はビュッフェスタイル。

あまりのバリエーションに食べすぎる選手も。

ドイツは三食の中でも朝食をすごく大事にするので、どこのホテルも朝食ビュッフェは充実しているのです。


午前中は天候不良のため、室内フットサルコートでのトレーニングに。

怪我人は個別トレーニングになりましたが、それ以外の選手はしっかり追い込みまして。

朝食を食べ過ぎた選手はちょっと大丈夫だったかな...苦笑


そして午後は、ブンデスリーガ2部のボーフムvs.アウエの試合観戦へ。

ボーフムと言えば、2シーズン前から清水エスパルスに所属し、昨シーズンはJ2でゴールを量産してJ1復帰の原動力となった鄭大世選手がプレーしたクラブ。

大先輩がプレーしたクラブだけに、親近感も湧いちゃいます。

試合は格下相手に1点をリードされる展開も、後半終盤に追いつく内容。

本場の激しいぶつかり合いを間近に見て、テンションも上がりました。

明日からのテストマッチに向けて、しっかりイメージ作りも出来たことでしょう。


ちなみにホテルに戻ってからは、睡魔との格闘です。

時差ボケで夕方が一番眠くなるのです...

夕食の集合に遅刻した選手がいたとかいなかったとか笑

海外組の日本代表が直面する時差ボケとの戦いを疑似体験中ですね。

そんな感じで2日目が終了。

明日からはもう少し天気が回復することを願いつつ。

お疲れ様でした。

「頑張るときはいつも今」

03/19/2017

八千代高校、ドイツオランダ遠征1日目。

春休みは遠征シーズンです。

2014年にW杯を優勝したドイツは、日本のサッカーチームにとって、もっとも関心の高い国の一つ。

先日は全日本大学選抜が来てましたが、3月に入って次から次へと日本のチームがドイツ入りしています。

ドイツのクラブには、どこもテストマッチの問い合わせが殺到してますからね。


ボクもそんな皆さんの海外遠征のお手伝いをしていますが。

そんな中で今年で4回目の遠征にやって来たのは、千葉県の八千代高校サッカー部。

デュッセルドルフとパートナーシップを結んでいる千葉県からの来独ということで、遠征中にはデュッセルドルフ市長を表敬訪問する予定もあります。

もちろん、テストマッチも毎日のように行われます。

なかなかハードな日程ですが、それも海外だからこそできる経験を可能な限りたくさんしたいという要望があってのもの。

彼らの人生の中でも、貴重な時間になるはずですので、こちらも怪我なく頑張っていってほしいです。


ちなみにチームは、3/18に予定通りデュッセルドルフ入り。

そこからデュイスブルクにあるキャンプ地のスポーツシューレへ。

ここは日本サッカー界でももっとも有名な場所ですから、そんなことも感じながら遠征スタートですね。

皆さんの真剣な眼にこっち気持ちが引き締まる思い。

こちらの遠征も、写真などを交えて紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。

それでは、雨にも負けず、気合い入れていきましょう!

「頑張るときはいつも今」

清水エスパルスU18ドイツオランダ遠征1日目。

あいにくの雨となった3月18日、静岡県から清水エスパルスU18チームがドイツオランダ遠征のためにやってきました。

キャンプ地となるのはドイツとオランダの国境にある街、ゴッホ。

宿泊はスポーツチームのキャンプを積極的に受け入れてくれるホテルで、色々と融通を利かせてくれます。

ホテルとトレーニンググラウンドはシャトルバスで5-10分。

でも何がすごいって、このホテル(ドイツ)が提携していてグラウンドを借りているのは、国境を超えたオランダ側にあるクラブなんです。

つまり、選手たちは毎日トレーニングをするために国境を超えちゃうということです。

まあこちらでの国境は、日本で言う県境みたいなものなので、こういうこともあり得ちゃうんですが。

まさに、ドイツオランダ遠征ですね!(笑)


それは半分冗談ですが、もちろん、ドイツとオランダのチームとの試合もしっかり行います。

こちらの様子をこのブログやFBでも少しずつ紹介していきますので、よろしくお願いします。


ちなみにそんな初日は、日本フライト前にトラブルがあり、かなりのバタバタだったようですが。

無事にフランクフルト空港に到着し、バスでキャンプ地入りしました。

疲労もかなり溜まっているでしょうし、ゆっくり夕食をとって終了となりました。


あいにくの天気ですが、これから10日間、怪我なく頑張っていきましょう。

それでは!

「頑張るときはいつも今」