今日、フォルトナ事務局長に呼ばれました。
これまでの仕事には非常に満足しているとの話をしていただき、これからのことをどう考えているか聞かれました。
細かい詳細は個人的なことなのでここに書くことは控えますが、最大限の評価をしてくれていることを感じました。
足掛け4年半。
最初は研修生(ボランティア)からのスタート。
フォルトナも3部に所属するクラブだったし、「きっとフォルトナが1部に上がると信じているし、そのために仕事をする」と豪語していたオレを、ドイツ人のサッカー仲間たちは笑い者にしていました。
加えて当時は、日系企業の方々やデュッセルドルフの日本人の方々にフォルトナを宣伝しても、世界的経済状況や3部だったフォルトナの状況もあり、あまりいい反応は受けられませんでした。
フロント内でも、異質な存在であるオレを煙たがる人間もいましたし、仕事し辛いことも多々ありました。
2年目に、「結果を出さないと存続は厳しい」と言われた中で、存在意義を示すために奔走したことはもはや、いい思い出です。
そんな中、奇跡的に2部へ、そして1部へと2回の昇格を果たすことが出来、合わせてブンデスリーガに日本人選手がたくさんやってくる時代になったことも作用し、状況はちょっとずつ変わっていきました。
今季はHITACHIさんをスポンサーで招き入れることも出来たため、クラブ内外からの見え方も飛躍的に改善したように感じていました。
もちろん今でも上手く行かないこともたくさんあります。
悔しい思いもたくさんしています。
それでも今回、こうやって事務局長に呼ばれて最大限の評価してもらえていることを知ることが出来たことは本当に感涙深いことです。
ボランティアからスタートした人間が、外国のクラブでここまで評価してもらえるようになったということを、少なからず誇りに思おうと思います。
「フォルトナに関わるすべての人間が、お前のネットワークだ。何か必要なことがあればいつでも言いなさい。すべての人間が協力的に動くようにサポートすることを約束するよ」
こんなことを言ってくれる人間が、ドイツに、ブンデスリーガ1部クラブに、自分の上司にいるということを、誇りに思わないわけありませんよね。
小さいことですし、誰も知らない出来事なので、こうやって自分で発信してしまうことをお許しください。
とても嬉しいことですし、オレを支えてくれる皆さんに報告したかったもので。
オレの独国奮闘記は、日々進行中です。
これからもよろしくお願いします。
「頑張るときはいつも今」
GENGO