ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan
November 2012

11/22/2012

ドイツクラブ黄金時代。


CLのグループリーグ、5試合目を終えたところでドイツ勢の3クラブのバイエルン、シャルケ、ドルトムントが予選を突破しちゃいました。

これでヨーロッパのベスト16にドイツクラブが3つ入ることになります。

これって凄いことですよ。


CLの結果は、今後のUEFAリーグランキングに大きく影響するわけで、ブンデスリーガにとってこの3クラブの突破は単純に喜ぶべきことです。

これによってブンデスリーガで結果を出して、ヨーロッパの大会(CL、EL)に出れるクラブが確保されるのですから。

とりわけドルトムントの快進撃は物凄いです。

なんせ、スペイン王者レアルマドリッド、イングランド王者マンチェスターC、オランダ王者アヤックスと、ドイツ王者ドルトムントという死のグループで見事首位に立っているのですから。


このドルトムントの攻撃陣を牽引するのは若きドイツ代表の2人、ゲッツェとマルコロイス。

そしてこれにポーランド代表エースのレバンドフスキを加えると、本当にヨーロッパでも屈指の攻撃陣になっています。


マンチェスターUに移籍した香川選手が最後までドルトムント残留を悩んだ一つ。

それは、このチームでCLを戦いたかったって。

もしここに香川選手がいたらどんな攻撃陣になっていたのだろう。

想像するだけでワクワクしちゃう。


まあでも今は移籍したわけだし、とにかく怪我を治して、マンチェスターUの一員として、ドルトムントと対戦する姿を見たいですね。


いずれにしても、ドイツクラブの大躍進が凄いです。

クラブの財力から言えば、バイエルンはともかく、シャルケやドルトムントはまだ、スペインの2強やイングランドのトップ4には追いつかないのに、パフォーマンスで言えば、しっかり肩を並べています。


80年代、90年代前半はドイツクラブがめっちゃ強かった。

まさにその時代が戻ってくるのかな。


今季はホントにブンデスリーガもCLも楽しみですね。

ドイツクラブで仕事する者として、誇りに思いつつ、フォルトナにもこの勢いを!と願いつつ。

さあ、明日はELだ。

毎日サッカー見れちゃうドイツ。

幸せだな、ははは。


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11/21/2012

キャプテン翼との出会い。

オレとドイツっていつから繋がってるんだろう。

そんなことを考える機会があるので、あらためて自分の記憶を辿る旅をしているのですが。

やはりオレにとっては、漫画「キャプテン翼」が最も大きな存在でした。

地元のサッカー少年団に入ったのは小学1年生のとき。

2つ上の兄が入っていたこともありましたが、やはり野球ではなくサッカーだと思っていたのは、翼くんの存在が大きかったと思います。

小学生の翼くんの様子は、そのまま自分の学校生活にフィードフォワード出来たし、だからこそ、憧れることが多かったなぁって思います。

例えば学校の帰り道、ドリブルしてみたり、砂場でオーバーヘッドキックの練習をしてみたり。

とにかくオレたちサッカー少年のバイブルでした。


その中でも、翼くんや岬くん、日向くんに憧れるのが当たり前すぎて嫌だったオレ。

最もかっこよくて、インパクトがあって、心を惹かれたのが、西ドイツ代表だったカール・ハインツ・シュナイダーくん


この子は本当にカッコいいんです。

彼は言い放った「強い者が勝つんじゃない。勝った者が強いんだ」に完全にやられました。


ちなみにこれは後々知ったのですが、このセリフは西ドイツを代表するベッケンバウアー氏の本当の発言だったそうですが、それを知ったのははるかあとのこと。


それはさておき、そんなシュナイダーくんに憧れたオレ。

周りのみんなとはちょっと違う思考を持っていることも嬉しく、いつかドイツに行ってサッカーをするんだって思ってたんです。



時は過ぎ、大学を卒業し、群馬でのサッカー選手時代を経て、オレがドイツに渡ったのは24歳のとき。

15年くらい前からの思いを、ここで実現されたわけですね。


なかなかの信念の強さ、、、なのかなw。



いつかこんな話をまとめてまた紹介します。


では、また明日。


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11/20/2012

なんで?


人間はなんで仕事をするんだろう。

なんでお金持ちになりたいんだろう。


幸せってなんだろう。

富と名声って何だろう。

モテるってなんだろう...。


そんなことを風呂に入りながら考えました。

こういうことを考えるときは、とことん極限までいっちゃう性格。


オレなりの結論は、「人間には感情があるから」

それがすべてだと思います。


これだけでほぼ納得出来ちゃいました。

感情がある人間だからこそ、自分が日々感じていることは当たり前のことなんだと。

つまり、最初に書いたのが、今のオレの思い?

いやいや、

おやおや?


今日も自分らしく生きます。

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LEGO+スターウォーズ。


子供の頃に誰もが遊んだことがあるんじゃないかと思うLEGO。

元々はデンマーク発祥のオモチャらしいけど、今では世界的な人気です。

そんなLEGOの可能性を集約したLEGOLANDがドイツには存在します。

ドイツ以外にはデンマークとアメリカとイギリスにあるそうですが。

是非とも行ってみたい。

めっちゃ子ども心をくすぐられるんだろうなぁ。


あ、なんで急にまたこんな話になったかって?

実はスーパーでたまたまこんなのを見つけちゃって。



スターウォーズとのコラボです。

調べたら、1999年からこのコラボが始まったそうですが。


なんだろ、とにかく欲しいなぁって思っちゃいました。

LEGOは大人も夢中になっちゃう魅力があるんでしょうね。

だからLEGOLANDに行ってみたいって衝動にかられました。


ということで、いつかいこー。


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11/19/2012

人生の目標設定。

フォルトナは残念ながら1-2でブレーメンに逆転負けを喫しました。

これで6戦勝ちなし。

ついに16位転落です・・・。


でもこんなときこそ“悲観もせず楽観もせず"の精神。

必ず勝利する日が来るし、その日まで喜びはとっておきます。

話は変わりますが、この週末はほぼひきこもってました。

何してたかって、、、まあ体調不良気味だったので休養していたというのもありますが、ちょっとPCに向かっていました。

ちょいとした仕事で、自分の過去を振り返りながら、ドイツとの関わり合いを思い出していたのですが。

オレの中で強烈なインパクトを残してくれたのは、90年イタリアW杯で優勝した西ドイツ代表でした。


とにかく文句無しにかっこよかったです。

ブラジルではなく西ドイツがいいなって思った瞬間でした。

あのときドイツに行きたいと思った小学生が、今本当にドイツにいるんです。

それって結構すごいことだなーって。


当たり前の日常にもっともっと有り難みを感じる必要があるし、あのころの自分の未来のいるっていう誇りを持たなくちゃな。

今の子供たちはどんなことを思い描いているんだろ。

ひょっとしたら月に行きたい、なんて思っている子もいるかもですね。

宇宙兄弟っていう映画がまさにそんな感じでしたが、きっと今の子供たちが大人になる頃には、十分ありえることなんでしょう。


常識にとらわれず、新しいことに挑戦する。

そんな生き方ができる人はカッコいいし、だからこそ、オレもそんな生き方をしていきたいなと思ってます。

さあまた新しい週が始まる。

こっから年末までいろいろやることありまっせー。

気合いいれて爆走していきますんで、そこんとこ宜しくー( ´ ▽ ` )ノ


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11/18/2012

八方美人。


先日、ケルン大聖堂を見たいという方のリクエストに応え、ケルンへ。

正直オレにとっては見慣れすぎた光景ですが、世界遺産にもなっているケルン大聖堂の存在は凄いんです。

そんで大体ここに行くとこんな写真を撮ります。


でもいろんな角度から見ると、これが全く違う姿に見えるんですよね。

ぐるりと散歩して、ライン川沿からの眺めがこちら。

へぇ、こんなアングルもあったんだーっと。

何度も何度も来ていた場所ですが、この角度からの眺めは知りませんでした。


ホント、どこから見ても素晴らしい。

まさに“八方美人"ですw

本来の意味とは違いますが、ホント、どこから見ても“美人"な大聖堂だなと思います。


そんな存在が身近にあるってなんか素敵ですね。

と、思っただけです。


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プライド。

今日は1位バイエルンが15位ニュルンベルクに1-1で引き分けました。

これまで11戦で10勝1敗のバイエルンを相手に、清武選手擁するニュルンベルクが意地を見せた形です。


バイエルンは水曜日の代表戦に出場したキャプテンのラームやハピマルティネスをベンチに温存。

怪我明けのバドゥシュトゥーバもベンチ。

リベリーとロッベンは軽めの怪我ということでベンチ外。


それでもターンオーバーを敷けるくらいの財力と戦力を持つバイエルン。

“代表戦を辞退した"トニークロースとシュバインシュタイガーはスタメン出場してました。


相手は15位のニュルンベルク、来週にはウィークデーにCLの試合もあります。

温存もターンオーバーもしょうがないです。


が、ニュルンベルクからしてみれば屈辱ですからね。

ここは男のプライドを懸けて意地でも負けたくなかったでしょう。


その結果、先行を許すも追いついて、あわや逆転かって勢いすら見せました。

バイエルンは慌ててラームやハピマルティネス、ピッサーロを投入するも勝つことは出来ませんでした。

バイエルンは、戦力を落としても勝てると思ったのでしょうが、そう思い通りにはいかなかったということです。


1部の中にも強豪クラブとそうでないクラブがあります。

それはしょうがないことですが、明らかな屈辱を跳ね返し、バイエルンの思い通りにはいかせなかったニュルンベルクはあっぱれでした。


特に同点ゴールが決まったあとの選手たちやスタジアムの雰囲気は、TVで見ただけでも伝わってきましたからね。

あれは決してジャイアントキリングじゃありません。

ニュルンベルガーの意地とプライドに他なりません。


素晴らしいものを見せてもらった。

勉強になります。


フォルトナは明日、アウェーでブレーメンと対戦します。

ブレーメンもドイツの名門クラブ。

今季はCLもELもないので、リーグに集中してきます。

その分隙も少ないですが、ニュルンベルクを見本に頑張って欲しいですね。


ということで、週末。


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11/17/2012

自覚する。


やっと週末。

今週はとっても充実していました。


というのも1週間ほど、あるサッカー関係者と行動を共にしていたので。

ドイツやオランダの、いろんな試合を観戦し、練習を見に行き、施設を見て、五感を使ってサッカーを感じてきました。




其の間にいろんな話も出来ました。

なるほどなぁと思うことが多く、目から鱗ってのはこのことだ、って感じの話盛りだくさんで。


逆にオレの話もたくさん聞いてくださいました。

その中で、

「オレなんてまだまだです」

って話をしたとき、

「でもねあなたのように海外クラブで仕事をしている日本人が世界に何人いますか?」

って言っていただいて。

「コーチとしてやトレーナーとして働いている人を含めても、本当に数えるくらいですよ。」


それはわかっていることでしたが、改めてそう言っていただけて、とても嬉しかったです。


日本からも徐々に気づいてもらえるようになり、徐々にですが人々が気にしてくれるようになってきていることは感じています。

また個人的に若い人たちから、単純にオレの仕事やそれまでの経緯についての問い合わせも増えてるんです。


「それはあなたがどんな経緯で今の仕事に至ったのか、どんなことを今しているのか、そこに多くの人の興味があり、知りたいと思うからです。あなたはすでにそういうことをしているんです。」

と言われ、もっともっと自覚する必要があるんだなと、改めて感じました。

ずっと外出が続き、デスクワークが出来ていませんでしたが、こうやって終了して落ち着いてみると、そんな言葉が蘇り、もっともっと頑張ろうって思えました。


こういう出会いは本当に大切です。

人間は触れ合う周りによって如何様にも変化しますから。

今回の出会いが、オレの更なるエンジンになっていくことは間違いないですね。


ということで感謝感謝です。

ありがとうございました。


最後はその方のお気に入り、カカオクリームでおしまい。


それでは。


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11/16/2012

にゅーマイカー。


先月、マイカーを換えました。

ドイツ在住ですから。

やっぱドイツ車がいいっすね。


ちょっとずつレベルアップ、大事なことです。


「頑張るときはいつも今」

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腑に落ちないこと。

一昨日、日本がオマーンに勝利した日の夜、オレはオランダvsドイツの親善試合を見にアムステルダムへ行ってきました。


オランダはヨーロッパ選手権のリベンジなるか、なんてメディアは書きたてていましたが、選手たちはそうでもなく。


親善試合とは言え、代表招集にも関わらず、次々に辞退。

と言っても表向きは負傷やら体調不良やらとなっていましたが。

ドイツは、ゴメス、クローゼ、エジル、ケディラ、シュバインシュタイガー、ボアテング、バドゥシュトゥーバ、シュメルツァーの8人が離脱。

ほぼ全員がドイツ代表のスタメンですよ。

特にバイエルンは4人も。


確かに来週にチャンピオンズリーグの試合があるし、今週末にもリーグ戦があるので、選手の負荷を考えたいのは分かります。

それでもドルトムントやシャルケはちゃんと選手たちを送り出したのに、バイエルンはかなり顕著に渋ったなぁという印象。


結局この日のドイツのスタメンは、ドルトムントの選手が5人も入ることに。

途中交代も含めたらシャルケが4人。

その他はバイエルンが3人に、レバークーゼンが2人、アーセナルが2人。


若い選手たちにとっては経験を積むいい機会になったとは思います。

でも正直、ドイツ代表の普段のサッカーとは違いました。


ちなみにオランダ側も同様に、中心選手の多くが辞退したり、離脱していたんだそう。

フンテラールなんてベンチにいながら出場しないという、なんとも不思議なことになってました。

でもまあ、親善試合でしょ


って声も聞こえそうですが、うーん、でもやっぱなんか腑に落ちない。

クラブがはっきり断るってのならしょうがないけど、選手たちの事情で辞退したり、離脱したりってのは、おかしくないかなぁ。


今週末、そして来週のチャンピオンズリーグを見ればわかりますが。


代表ってものを、そんなに軽々しく扱うことに違和感を感じます。

絶対選手はそうは思っていないのだから。

クラブ側が批判を避けてるのかもしてないけど、じゃあレーブ代表監督が、今回は若手主体でやる、などと明言すれば良かったのではないでしょうか。

日本代表で考えたとき、招集したスタメン組の7〜8人が、次々に(選手個人の状態の理由で)辞退したり離脱していったら、え?ってなりませんか。


とまあ書きながら、クラブ側の気持ちも痛いほどわかります。

親善試合で怪我などされたら大変ですし、疲労が残ってクラブの試合に影響があったら困りますからね。

なんせ、高額の給料を払うのはクラブなので。

ということで、今回の日程はかなり苦しいものでしたね。

確かに国際マッチデーでしたが、週末にブレイクを作らないのは無理があると思います。

世界的なスケジュールを考えるのが大変なんでしょうが、やはりここはクラブも協会も、どちらもウィンウィンになる解決策が必要ではないでしょうか。


ちなみに個人的には、今回のドイツ代表の半分近くがオリンピック世代だったことに驚きました。

ドイツが本気でオリンピック代表チームを作って出場していたら、、、


いろんなことを感じた試合でした。



それでは季節の変わり目、風邪には気をつけてくださいね。

風邪っぴきより。


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