ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan
March 2015

03/30/2015

八千代高校、遠征最終日。

長いようであっという間だった八千代高校サッカー部のドイツオランダ遠征は、無事に最終日となる10日目を迎えました。

昨夜の長距離移動にもかかわらず、しっかり早起きをして朝食を食べる高校生たち。

さすがは体育会系。


予定通りホテルをチェックアウトし、ホテルの人に挨拶。

とにかく八千代高校の選手たちは、感謝の気持ちをしっかりと伝えます。

当たり前のようでなかなかできないこと。

どこに行っても八千代の選手たちは評判が良かったです。

そして荷物のバスに積み込み、向かった先はケルン大聖堂。

礼拝堂のステンドグラスに驚き。

インターハイと選手権の成功を祈り...


そのあとは全員でケルン大聖堂の上まで上がり、ケルンの街並みを確認。

長澤先輩が戦う街をしっかりと目に焼き付けてきました。


もちろん育ち盛りの高校生。

朝食からの時間が短くてもしっかりとランチはがっつきます。

恋しくなってた米も入った中華でご満悦。

最後はお世話になったデュッセルドルフにもう一度少し立ち寄り、思い思いにお土産を購入。

これで思い残す事は無い、と言う所までドイツを楽しんで、最後のデュッセルドルフ空港へ。

そして選手たちはデュッセルドルフ空港から、成田空港へ向けてANAさんの直行便に乗り込み、飛び立っていきました。

そんな八千代高校サッカー部のみんなから、嬉しいプレゼントが。


ありがとうございます。

こういう思い出が増えていくことは本当に嬉しいですね。

「まだ帰りたくないなぁ」

「もっと居たいなぁ」

「また来たいなぁ」


と言う彼らの言葉を信じても良いのなら、きっと記憶に残る遠征になったということではないでしょうか。

もしそうだと言ってもらえるのなら、そんな遠征をオーガナイズ出来て良かったです。

最後になりましたが、今回の遠征に帯同し、通訳ガイドを務めた落合さん、お疲れさまでした。

そしてこの遠征コーディネートに関わった皆さんに、この場を借りて感謝いたします。

ありがとうございました。


ただし。

遠征は帰るまでが遠征。

無事に帰国したとの報告が来るのを待ちたいと思います。


それにしても、、、今から再会が楽しみ^^

「頑張るときはいつも今」

03/29/2015

八千代高校遠征9日目。

9日目を迎えた高校生たちは、朝からバスに乗り込み、3時間の移動でアムステルダムへ。

小雨がパラつく天気ではありましたが、誰もが初めて訪れるオランダの首都アムステルダム。

夕方までの自由時間を利用し、思い思いの行動をとることに。


アンネの日記で有名な「アンネの家」は大行列。


アンネの像。

アムステルダムは運河の街。

街中に水路があり、クルージングなども。


オランダと言えばチーズ。


お土産は何にしようか。


そして夕方には、アムステルダムで有名なパンケーキ屋さんで腹ごしらえ。

そして向かったのは、ヨーロッパ選手権予選、オランダ代表vsトルコ代表の試合。

巨大なスタジアムに、爆音と熱気はさすがヨーロッパ。

試合は1-1の同点でしたが、ホームのオランダが89分まで1点ビハインドを追いかける展開だったので、異様な雰囲気でもありましたね。

選手たちも最高の思い出になったことでしょう。

最後はバスで3時間を超える復路でぐったりでしたが、無事にドイツへ戻りました。

そしてそして、そんな深夜のバス移動中に、これまた不思議な体験。


夜中の2時が3時になる、サマータイムです。

これで日本との時差は7時間になりました。


最終日はチェックアウトしてケルン・デュッセルドルフを観光し、日本へと飛び立ちます。

まずは寝坊しないよう、気を付けねばー。

皆さん、長距離移動お疲れさまでした。


「頑張るときはいつも今」

29の日。

3月29日の今日は、在独10年と2ケ月の記念日。

しっかり自分の足跡とこれから歩んで行く道を確認する日にしています。

ボクにとって現状維持は下降線。

少しずつでも日々成長できるように。


そして今日からサマータイムになりました。

日本との時差は今日からしばらく7時間です。

今までより1時間日本を近く感じることができます。

それだけでなんか嬉しい。

早くあったかくなってほしいと思う今日このごろです。

I was in Amsterdam。

「頑張るときはいつも今」

03/28/2015

八千代高校遠征8日目。

3月27日は、内田篤人選手のバースデー。

ということで今日のテーマは「シャルケ」。

内田選手は残念ながら代表に合流しているのでドイツにはいませんが、その内田選手が普段トレーニングしているシャルケへ練習見学に向かいました。

小雨が降る中、本来は遠くからしか見れない練習の日でしたが、ディマッテオ監督がわざわざ八千代高校の選手たちを招き入れてくれ、特別にすぐ近くで練習見学することができました。

間近で見るブンデスリーガの選手たちに多いの刺激を受けたはずです。

そしてその後はファンショップでお買い物。

そりゃ最高の思い出になりますからね。

何を買ったかって?

そりゃ、ねーーーー、、、

バッチリですねw

この写真はシャルケのスタジアム見学ツアーのひとこま。

6万人を超える、チャンピオンズリーグも行われているスタジアムですからね。

いつかここでインタビューに答えたい...

内田選手はここを使ってるんだなぁ。

そんな貴重な景色を楽しみ、この日のお楽しみは終了。

でもこれで、今後シャルケの内田選手の映像を見たら、めっちゃ身近に感じれるでしょうね。

それもこれも、実際に来て見たからですよね。

やはり経験に勝るものはありません。

最後はデュッセルドルフに戻り、軽めのトレーニング。

そして今日までお世話になったガラーターSVの関係者にもしっかりとお礼をしまして。

これで、この遠征でスパイクを履くのも終了。

あとは明日はアムステルダム観光からの、夜はヨーロッパ選手権予選、オランダvsトルコの試合見に行きます。

オランダはもちろんオレンジがメインカラーですが、八千代さんもオレンジがホームカラー。

ということで、もちろんオレンジ軍団を応援してきます!笑


それではでは。

「頑張るときはいつも今」


03/27/2015

八千代高校遠征7日目。

現在、千葉県からやってきた八千代高校サッカー部のドイツ・オランダ遠征のコーディネート中。

そんな遠征ですが、今回はドイツ人コーチによるサッカークリニックを2回用意しました。

ドイツ語で、ドイツ人コーチが何を言うのか。

そういう環境ってとても稀ですし、だからこそ選手たちには神経を研ぎ澄ませて欲しいのですが。

そんなサッカークリニックを担当してくれたのは、フォルトゥナU18のアンドレアス・ポレンスキコーチ。

怖い顔してますが、めっちゃ熱血のナイスガイ(48歳)笑。

すっかり選手たちも仲良くなって、「ダンケシェーン」連発でした。

そしてこの遠征最後の親善試合は、このアンドレアスが率いるフォルトゥナU18と。

疲れはピークだったと思いますが、全員が出場して最後の仕上げ。

試合はこの日もシーソーゲームで、結局終わってみれば3-3。

(ちょっと写真が悪いですが...)


これでドイツ・オランダ遠征は、以下の通り6試合で2勝1敗3分となりました。

1-0 ブッパーターラーSV
0-2 1.FCメルヒェングラードバッハ
8-3 ガラーターSV
4-4 FCトゥエンテ
1-1 1.FCケルン
3-3 フォルトゥナ・デュッセルドルフ


とにかく、6試合すべて、怪我人を出すことなく終わって良かったです。

あとは、シャルケ見学(内田選手は残念ながら代表でいませんが)、アムステルダム観光&オランダ代表戦観戦と続きます。

選手たちは、しっかりとヨーロッパを肌で感じていって欲しいですね。

最後まで、ビーアラート!笑

「頑張るときはいつも今」

03/26/2015

八千代高校遠征6日目。

こちらの気候は、太陽が出れば暖かくなりますが、まだまだ朝夕は冷え込みが厳しいです。

そんな八千代高校遠征6日目は、あいにくの小雨模様。

残念ながら肌寒い日になりましたが。

それでも選手たちは、怪我もなく元気に頑張っています。


この日は大先輩長澤さんが所属する1FCケルンと親善試合でした。

ということで一路ケルンへ。

ケルンも素晴らしい施設で、ナイターの下で多くのキッズたちがトレーニングしていました。

今回の相手は、1FCケルンのU17に数人のU19の選手が混ざった混合チーム。

U16やU17のドイツ代表選手も含まれていて、トレもいいレベルでした。

今まで対戦してきた中でも最も強かったです。

キャプテンくんは、国際マッチの時のコイントスのやり取りにも慣れてきました。

試合は前半早々にコーナーキックからドスンとヘディングゴールを決められて先制を許す展開。

今までの相手から、スピードがまた1つギアの上がった印象。

それでも徐々にコンビネーションで対応するようになり。

サイド攻撃から同点ゴールGET。


それにしても球際の強さはさすがのドイツ人。

相手ボールはもちろん、ルーズボールもなかなか奪えない経験は、日本では経験出来ないかもしれないですよね。

試合はその後スコアレスでしたが、とてもいい刺激になったのではないかと思います。


そして試合後は、応援に駆け付けてくれた長澤先輩からありがたいお言葉をいただきまして。

この激しい国のトップリーグで戦う先輩の凄さを、肌で感じる機会となりました。

そんなこんなで6日目も無事終了です。

明日は午前中にサッカークリニック。

そこには地元紙が取材に来てくれることになっています。

そして夜にはこの遠征最後の親善試合フォルトゥナU18戦。

最後まで気を抜かずに頑張って欲しいですね。

6日目レポート、以上です。


「頑張るときはいつも今」

八千代高校遠征5日目。

もう世界中のニュースになってしまったジャーマンウィングスの墜落事故。

この被害者の方々には、2名の邦人の方が含まれていました。

ボクも飛行機で移動が多い人間ですから、決して他人事ではありません。

とにかく犠牲者の皆様のご冥福をお祈りいたします。

そのデュッセルドルフでキャンプ中の八千代高校サッカー部。

5日目を迎え、疲れが出てきたので、午前中は自主トレとなりましたが。


午後からはオランダの名門FCトゥエンテとの一戦のため、一路国境越え。

トップチームも同じところでトレーニングするそうで、素晴らしい施設に感心です。

試合はまさにシーソーゲーム。

2点失点から、3点奪って、追いつかれて。

突き放して、最後にまた追いつかれるという。

結局4-4で終わりましたが、見ていても面白かったです。

中にはトゥエンテのセカンドチームでプレーする選手もいたらしく、彼らを相手に善戦したのは素晴らしかったです。


そしてこの試合を見に来てくれたのは、トゥエンテのトップチームに所属する宮市亮選手。

オフにも関わらず、激励に来てくれました。

全体で撮ったあとは、個人撮影にも対応してくれる優しさ。

調子に乗って、セルかボー(セルフカメラ棒)を宮市選手にもたせてパシャリw

外国で戦う日本人選手の話に耳を傾け、最高の思い出を作りましたとさ。

これで5日目は終了。

いよいよ明日は、長澤大先輩の1.FCケルンと対戦です。

先輩に良いところを見せれるよう、頑張って欲しいですね。


「頑張るときはいつも今」


03/24/2015

八千代高校遠征4日目。

最近ブログにメールをいただくことがありますが、返信が必要な場合は、メアドも記載していただければと思います。

さて、掛け替えのない経験中の八千代高校サッカー部。

今日は昨夜習ったドイツ語を頭に刷り込んでのトレーニングです。

フォルトゥナU18でコーチを務めるポレンスキ氏によるサッカークリニックをお願いしていたので。

通訳には現地ガイドの落合さんが入り、日本代表のように通訳付きのトレーニングがスタート。

始まった途端、スイッチが入ったポレンスキコーチの大きな檄に驚きながらも、必死にメニューをこなす選手たち。

普段とは違う刺激を受けながら、みんな必死にボールを追い掛けました。

昨夜のドイツ語も随所に飛び出しており、頭を回転させている様子もみてとれて。

とても有意義なトレーニングになりました。

そして午後は、デュッセルドルフ総領事館を表敬訪問。

八千代高校のある千葉県と、このデュッセルドルフ市はパートナーシップを結んでおり、今年が10週年ということで、千葉県を代表して挨拶に行って来ました。

普段会うことのない総領事にいろいろな質問をするなど、高校生では普段出来ない経験が出来ました。

最後に八千代高校のペナントもプレゼントして、任務完了です。

デュッセルドルフ総領事を囲んで1枚。


そして夜は、今回の遠征のベースキャンプ先としてお邪魔させてもらっている地元クラブのガラーターSVと対戦。

「ウチのU19じゃ物足りないだろうから」

と、ドイツ8部相当に所属するトップチームも総出で戦ってくれまして。


しかもこの試合を宣伝までしてくれてました。
(千葉代表の日本のU17チームと書かれてますw)

試合は30分x3本で9-3の勝利となりましたが、なによりもクラブ総出で迎えてくれたことがありがたかったです。


さらに試合の後は、ウェルカムパーティーを開催してくれまして。

せっかくの機会なので、ドイツ人らと交互に座り、必死にみんなでコミュニケーション。

するとカメラで一緒に写真撮ってるうちに、あちこちで笑い声が聞こえるようになり。

カタコトの英語と習ったドイツ語を武器にトライトライトライ。

あっという間に打ち解けた高校生たちは、思いでいっぱいカメラに保存し、この日の行程を終えてホテルに戻りましたとさ。

そしていよいよ明日は、この遠征の折り返し地点。

試合も4試合目になりますが、相手はドイツを飛び出して、オランダの名門トゥエンテになります。

宮市選手が所属していることでも有名なオランダトップクラブの1つ。


少し慣れてきたドイツサッカーとはまた一味違ったオランダサッカーとの遭遇ですから。

また新しい刺激を求めて国境を越えて行こうと思います。


経験も出会いも一期一会。

高校生のみんなの一生に残る遠征になることを願って、引き続きサポートしてきます!

それでは。

「頑張るときはいつも今」

03/23/2015

八千代高校遠征3日目。

ボルシアMGが王者バイエルンを倒した昨日。

イングランドではマンUがリヴァプールを倒し、スペインではクラシコでバルセロナがレアルを倒したんです。

ヨーロッパ中が、このトップ3リーグのサッカーに釘付けになってたわけですが。

そんなドイツで遠征3日目を迎えた八千代高校サッカー部。

まずは今回のベースクラブGarather SVのグラウンドでトレーニング。

そして午後は親善試合2戦目に向かいました。

相手は1.FCメルヒェングラードバッハ。

試合は前半は0-0も、後半に2失点して0-2の敗戦に。

ドイツ人の決定力にやられました。

これもいい経験ですね。

しっかり修正して次につなげて欲しいところです。

そして明日は、ドイツ人コーチによるサッカークリニックが行われます。

こういう機会は滅多にないですからね。

少しでもドイツ語を理解してもらいたいので、ボクが明日に向けてサッカードイツ語レッスンを行いました。

さすがは進学校の八千代高校さん。

覚えるのが早い。

ゲーム形式で教えていったのですが、どんどん覚えていくのでこちらもノリノリでレッスン。

1時間に及ぶ講義でしたが、終わって部屋に帰っていく選手たちは、口々にドイツ語を発していました。

グーテ ナハト!(おやすみなさい)

アーレスクラー!(問題ないです)

を連呼してた彼ら。

さて、ドイツ人コーチとの絡みが楽しみです。

「頑張るときはいつも今」

03/22/2015

八千代高校遠征2日目。

先日ブログに懐かしい方からメールが届きました。

今から10年前、ボクと同じようにドイツに渡り、ハンブルクやリューベックという街で、音楽留学をしていたHanaという女の子から。

実際会ったことはなく、でも目的は違えど、大きな目標持って海外で戦う同志のように思っていました。

彼女はその後、体調不良理由に日本に帰国しましたが、そんな方から9年ぶり位に届いたメール。

当時のドイツ語ができないことに苦しんでいた自分を鮮明に思い出しましたね。

初心忘るべからず。

まさにそんなところです。

Hana、メールありがと^^

さてさて、お題の八千代高校サッカー部は、2日目からいきなり親善試合でした。

トップチームは過去にブンデスリーガ2部にも所属していた古豪ヴッパーターラーSVのU19と。


小雨が降る中での対戦でしたが、とにかく大きいチームでした。

初めての国際親善試合ということで、キャプテンくんも緊張の面持ち。

それでも試合が始まれば、あとは自分たちのサッカーを試すのみ。

豊島先生の鋭いゲキが飛ぶ中、激しいプレーを見せてくれました。

試合は1-0で八千代高校が勝利。

1歳年上のチームを相手に、幸先良い結果を出してくれましたよ。

ここからあと5試合、この勢いでいきたいですね。

そして、勝利の後はブンデスリーガ観戦へ。

残念ながら、長澤先輩はベンチ外となってしまったものの、5万人超満員の本場ブンデスリーガの試合を生で観れる貴重な機会。

長澤先輩にもらったマフラーを振り回し、ケルンを応援です。

試合は後半に大迫選手も登場し、随所で惜しいシュートを放つなど、日本人の高校生にはたまらない内容に。

試合も終盤にケルンが同点に追いつく展開で、大いに盛り上がりました。


そんな感じで遠征2日目は無事終了。

3日目はトレーニングを行ったあとに、2つめの親善試合1.FCメルヒェングラードバッハ戦です。

勝利を目指して戦ってきます!


「頑張るときはいつも今」