ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan
January 2014

01/22/2014

まずはビザ取り合戦。

最近またこちらに新しい風が吹き始めています。

若武者が渡ってきたり、指導者を目指す方が渡ってきたり。

これから海外で挑戦しようという姿はまばゆいくらいの光を放っており、そして高いモチベーションに溢れています。


オレもそんなパッション溢れる人たちに負けないように、今年も歩みを進めようと思います。


そのための第一関門は、ビザの更新。

過去に何度も苦労を強いられたビザ取り合戦です。

しかし今年はその中でも大きな意味を持った戦いになるはず。

具体的に言うと、永久ビザ獲得に向けた戦いをしようと思ってます。

永久ビザは誰にでも取れるものではなく、この国できちんと税金を納めて6年目に初めて取得する権利が得られるもの。

オレはドイツ歴はもう9年になりますが、最初はワーキングホリデーで、その後の2年は語学学生ビザ、そしてその後2年間は大学院の学生ビザ。

そして個人事業主(フリーランス)となって今年で4年が終わります。

つまりきちんと税金を納めているのは、個人事業主となってからの4年なので、規則上はあと1年足りません。

しかしそれをあえていろいろと説明し、何とか永久ビザの取得にこぎつけようと画策しています。


今日もそれを含めた話し合いを、ドイツ人の税理士と弁護士と2時間ほどしてきました。

税金の事や、保険の話などをドイツ語で聞いていると、正直頭から煙が出そうになりましたが、でもこれも含めて外国に住むということ。

誰も代わってくれないですから、とにかく自分でやるしかないのです。

とにかく今年の春で永久ビザが取得できることを願うばかりです。

それが取れた暁には、ドイツで次のステータス獲りに挑もうと思っちゃってます。

なんなのかはもう少し待ってね^^

ここにこうやって自分の思いとして記していくことが、きっとすごく大事なことだと思っているので。

やると言ったらやる。

やらなくちゃ。

いつやるの?

...でしょ!


あぶねぃ、あれを言っちゃうとこだったぜぃ。

今朝も6時前に起きたので、モーニンランに行ってきましたよ。

なんかちょっと大人な朝の過ごし方でした^^


それでは今日も、全力主義で^^

「頑張るときはいつも、、、今!」

言っちゃったGENGO

01/20/2014

どこにもないクラブ。

今日はプレシーズン大会であるウィンターカップでした。

19000人くらいの観客が見守る中、45分1本ずつの変則トーナメント大会。

結果はレヴァークーゼンが優勝し、ブラウンシュヴァイクが2位、クロアチアのディナモザグレブが3位で、フォルトゥナさんは4位となってしまいました。

うーん、まあ結果だけ見ればとても残念。

でもブンデス1部のクラブ2つと、クロアチアの強豪クラブですから、まあそれはよしとしましょう。


大事なのは内容。

ミスも目立ちましたし、修正点はまだまだ多そうです。


チームは明日から1週間のスペインキャンプですから、そこでしっかり向上させてきて欲しいところです。


ちなみに今日はデュッセルドルフの日本人小学校を招待したので、一角には日本人の多くの姿がありました。

例の毎年恒例の2年生行事のお陰で、今年はフォルトゥナユニフォームを着た子たちがいっぱい。

みんなフォルトゥナのプレーに一喜一憂してくれて、嬉しい限りでした。

「私は日本代表とフォルトゥナが戦うことになったら、絶対フォルトゥナを応援するー!」

って言ってくれてる女の子がいて、とっても嬉しかったです。

みんな噛り付くようにフォルトゥナの試合を見てくれてました。


結果は残念でしたが、子どもたちの反応が収穫でした。

あんなに悔しがってくれるということは、自分の応援するクラブと認識している証拠。

また、子どもたちが良くまあ選手の名前を知ってるんです。

理由を聞いたら、

「その選手の似顔絵を描いたからー」

だそう。

ある女の子が、

「キャプテンは17番でランベルツだよねー」

とさらー言ってましたが、これって凄いことですから。

一緒の来てた親御さんも知らないんじゃないかって名前を、子どもたちは知ってるんです。


とにかく、今までの活動がこんな風に実を結んでいることを確信出来て嬉しい日となりました。


願わくは、こんな姿を日本のメディアにも取り上げてもらいたいくらいです。

世界のどこに、こんなクラブがあるでしょうか?

だってフォルトゥナには今、日本人選手はいないのですから。

きっとそのうち、どなたかがその凄さに気付いて、取り上げてくれるはずです。


ファンではなくサポーター。

クラブのアイデンティティを持つということ。

これを実現している姿です。

日本人がアイデンティティを持って応援している海外クラブ。

こんなクラブ、世界のどこにもないでしょう。


なーんて、誰かわからない誰かに、アピールしてみましたw

今日見に来てくれた方々が、またリピーターになってくれることを願ってます。

ということで、今日はおしまい。

また明日から、元気に頑張りましょう。


いつだって全力主義。

「頑張るときはいつも今」

アピーラーGENGO


01/19/2014

ウィンターカップです。

グーテンモルゲーン!

昨日の新年パーティーは多くの人が集まり、非常になごやかな雰囲気のまま終了しました。

そして今日は、フォルトゥナのホームスタジアムでウィンターカップを開催します。

ドイツ1部のレヴァークーゼンとブラウンシュヴァイクに加え、クロアチアのディナモザグレブがやってきて、45分1本の変則トーナメント大会を行います。


この大会には、デュッセルドルフの日本人小学校の子供たちをたくさん招待しておりまして。

これを機会にフォルトゥナを身近に感じ、また好きになってくれたら嬉しいです。


本当は、この大会にある日本のJクラブを招待する予定でしたが、残念ながら諸事情により実現はしませんでした。

でも来年こそこの大会にどこかのJクラブを招待することができたら、デュッセルドルフがとても盛り上がると思うのでね^^

そしてその布石をうつためにも、フォルトゥナ好きな子供たちをたくさん作っておきたいです。


うちのスタジアムならではですが、屋根もしまって中は非常に快適です。

来場する皆さんは、ぜひとも楽しんでいってくださいねー( ´ ▽ ` )ノ

ということで、アウフゲーツ‼︎


「頑張るときはいつも今」

野心家GENGO

写真で振り返る。

先日の福岡での仕事の写真を、コーディネーターを務めたドイツ人の方からいただきました。

正直オレは通訳で必死だったので、こうやって写真で振り返れると嬉しいものです。

ということで、せっかくなのでご紹介します。

クラマーさん福岡到着し、空港で歓迎を受ける。

早速、読売新聞の取材を受けました。

翌日はNHKの取材でスタート。

地元紙やTV関係、雑誌など15社以上が集まっての記者会見。

そして夜は大会スポンサーや、クラマーさんにゆかりのある方々が集まって「ウェルカムパーティー」。

翌日は地元福岡大学を視察し、男子と女子のサッカー部の練習を見学。

夜は福岡大学で、約300人で集まった中で講演。

講演の後で、学生や支援者が集まっての懇親会。

そしてU13クラマーカップを視察し、各チームの指導者を集めての指導者講習。


そんな風にして、オレはあっという間に東京に戻ったのでした。


ちなみにクラマーさんは日本を去るときに、

「これが最後の海外になるだろう。だからこそ第二の故郷である日本に来た」

と言い残していったそう。


やはり掛け替えのないチャンスをいただいたのだなと痛感。

改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

またいつかクラマーさんと再会できる日を楽しみにしています。


それでは皆さん、良い週末を。

「頑張るときはいつも今」

GENGO

01/18/2014

新年パーチー。

グーテンモルゲーーン。

鼻毛に白髪が混じっていることに気づいた33歳です。


ドイツの朝は早いです。

5時ぐらいからパン屋さんは空いてますから。

しかしそんなパン屋さんよりも早く起きれている今日この頃。

日本からドイツに戻った時の時差ぼけは、早寝早起きになるので嫌いではありません。

早起きは3文の得といいますが、とにかく一日が長く感じられてうれしいです。


今日はうちのクラブの新年パーティーです。

新しい監督、新しいスポーツディレクターをスポンサーの方々に紹介する日でもあり、また今月末で職を辞めることになる会長の挨拶もあるでしょう。

フォルトゥナのフロントに入ってから、これだけ多くのことが変わる事は初めてです。

こういったことも、全てオレにとっては貴重な経験となるはずです。

クラブが変革期にあることをしっかりと自覚し、その中で自分の居場所を確立していくためにも、正しい立ち振る舞いをしていこうと思います。


1年に一度の大切な機会ですので、多くの関係者にしっかりと挨拶してこようと思います。

それでは行ってきます。


いつだって全力主義。

「頑張るときはいつも今」

スーツマンGENGO

01/16/2014

再出発。

フローエス ノイエスヤー‼︎

ドイツ語で「あけましておめでとう」って意味です。

昨日ドイツに戻り、早速オフィスワークに復帰。

まずはこれを連呼しながら同僚たちとハグして周ります。

すっかりヨーロピアンスタイル。

ハグって昔はすごくてれましたが、今は当たり前の感情表現になっています。

さあ、2014年ドイツでの戦いが始まります。

気合入れて頑張りますよ。

ちなみにドイツ帰国前日には、高校選手権の決勝を視察しに行っていました。


今の国立競技場で行われる最後の高校選手権大会。

48000人が詰めかけ、超満員の中で行われた決勝は、87分から富山第一高校が0-2のビハインドを跳ね返し、見事に延長戦で逆転勝利を収めるという劇的な結末でした。

まさに高校生ならではのドラマが詰まった素晴らしいファイナルでした。

記憶と記録に残る決勝戦だったと思います。


この大会から選ばれる高校選抜チームは、4月にデュッセルドルフで行われるU19国際トーナメント大会に出場します。

そしてオレは、その大会の実行委員の1人になっているので、彼らがヨーロッパで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを心より期待しています。

高校選抜の団長や監督にも挨拶をしてきました。

昨年初優勝をしているだけに注目度は高いですので、しっかりと彼らの活躍をサポートできるよう、準備していこうと思います。


クラマーさんとの出会い、劇的な選手権の決勝、今年はとにかく恵まれたスタートに感じます。

この素晴らしいスタートを生かせるかどうかは自分次第ですので、しっかりと謙虚に、そして野望思って今年も頑張ります。

それではお決まりですが、、、

アウフゲーツ(いこーぜー)‼︎


「頑張るときはいつも今」

ヨーロピアンGENGO

01/14/2014

人生の財産。

福岡最後の日も、フライトの直前までクラマーさんの通訳をさせていただきました。

とにかくクラマーさんの教えを、少しでも正確に、少しでも多くの方に理解してもらうために。


クラマーさんは88歳とは思えないすばらしい記憶力をお持ちで、これまでの経験を全て頭の中できちんと整理し、必要に応じた話をしてくださいます。

例え話が非常に多く、訳している途中では、全くどこに着地するのか分からない話もありますが、きちんとテーマに沿った結論に導いてくれます。

その記憶力や引き出しの多さに、何度も驚かされたものです。


とにかく合計四日間、クラマーさんの生のいろいろな話を聞けたことは、必ずオレの人生の財産になると確信しています。


「常に今の自分に満足するな。より良くするために常に努力することを忘れるな。」


そんなクラマーさんの教えを胸に、2014年もまだドイツで毎日全力で戦ってこようと思います。

今年は間違いなく良いスタートを切っています。

途中で息切れすることなく、今年も最後まで全力で走りぬきたいと思います。

クラマーさん、これからもお元気で!

“師匠”とGENGO

01/12/2014

生きる教科書。

本日、福岡最終日。

物心ついたころからサッカーをし、それ以来サッカーを生き甲斐とし、生業としてきたオレ。

そんな「サッカー」を育ててくれたのは、間違いなく、クラマーさんに他なりません。

オレは今、そんな大偉人の肉声を、自分の耳で聞く機会をいただいています。

そしてその肉声を理解することが出来る幸せを感じています。

彼の言動、振る舞い、そのすべてが恐ろしいほど勉強になります。


最終日、全身の毛穴という毛穴を開き、神経を最大限まで研ぎ澄まし、クラマーさんの声を聞き続きてきます。



結局、中洲には行きませんでした。

歩いて5分の距離だったのに。

クラマーさんは言いました。

「私は仕事をしに来た。休んだり、食事したり、そんなことは二の次だ。」

「私の仕事は24時間ジョブなんだ。もちろん24時間働き続けろという意味ではないが、24時間、仕事のために生きろという意味だ。」


オレは福岡に仕事しに来ました。

ということで、その教えを守ります。


さあ、行ってきます。

「頑張るときはいつも今」

クラマー弟子GENGO

01/10/2014

日本サッカーの父。

今でこそ、サッカー日本代表はW杯に出場するのが当たり前になってきました。

5大会連続で予選を突破しているのですから、そう思うようになっても仕方がないかもしれません。

これに関しては賛否両論があると思いますが、重要なのは日本サッカーが飛躍的に発展したということ。


そしてその日本サッカーの発展のために、多大なる貢献をした人こそ、ドイツ人のデトマール・クラマーさんです。

クラマーさんは「日本サッカーの父」と呼ばれていますが、88歳になった今も精力的に様々な活動をしています。


そんなクラマーさんが今回福岡に来日しました。

福岡で開催されるクラマー杯というU13サッカー大会のためにやってきましたが、オレがその通訳を務めさせていただくことになりまして。

昨日から福岡入りし、通訳に奔走しておりやす。



クラマーさんはもはや生ける伝説と言うべき存在です。

日本のサッカー人として、特にドイツに精通しているオレにとっては、まさに原点とも言うべき方。

そんな方の話を誰よりも近くで聴くことができるのは幸せなことです。


ウェルカムパーティーではクラマーさんを慕う多くの人が集まり、改めて彼の偉大さを感じました。

そんなクラマーさんのために通訳を務める事は、非常に誇らしいことですし、また貴重な経験だとも思います。


明日は大切なセミナーが控えています。

少しでも正確にクラマーさんの言葉を聴きに来ている方々に伝えるために、しっかりと集中して、任務を遂行してきたいと思います。


サッカーは子供大人にし、大人をジェントルマンにする。


彼はまさにジェントルマンです。

88歳になった今も、向上心を持って常に成長することを求めているクラマーさんの姿は、まさに模範的だと感じています。


また明日いい仕事ができるように、ゆっくり休みたいと思います。

それでは、おやすみなさい。

「頑張るときはいつも今」

GENGO

01/08/2014

初仕事。

おはようございます。

冷え込みのキツい朝は、布団の中でブログ更新。


昨夜、今年の仕事始めとして、TBSラジオにお邪魔してきました。

ラジオ出演は初めて。

新しい経験バンザイです。

こんな感じで放送してるんだなぁと思いつつ、楽しんできました。


ただすごいなぁと思ったこと。

それは、パーソナリティを務めた2人とは、打ち合わせもなく、本番に入って顔を合わせたってことです。

打ち合わせはプロデューサーの人と軽く内容を確認して終わり。

あとは自由にやってきてください!と。


パーソナリティを務める2人は生放送中ですから事前に挨拶も出来ないので、本番入って、

「はじめまして、よろしくお願いします!」

という感じで、すぐ放送続いてましたからね。


最初は流れを掴むのに少し気を使いましたが、途中からは、あ、本当に自由に喋っていい感じね、となってリラックス。

ベラベラと喋らせていただきました。


プロの二人が上手くコントロールしてくれるのでオレは好きに喋るだけ。

あっという間に50分くらいが過ぎて、お疲れさまでした。


そんな感じで今年の仕事初めは無事終了。

とにかく楽しい経験でした。

今年ももっともっと新しいことにトライしていこう。

ありがとうございました‼︎


さて次は9日から福岡で仕事が待ってます。

日本サッカーの父こと、ディトマール・クラマーさんの講演などの通訳をする仕事です。

オレがドイツに行くきっかけとなった高校の恩師の、その恩師でもある方。

しっかり大役をまっとうしてきます。

2014年も全力主義。

「頑張るときはいつも今」

MC GENGO